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令和3年(2021年)4月30日付
3月は1.33倍

県内有効求人倍率
 
コロナ影響で改善の動き弱く

 

 秋田労働局は30日、3月の雇用情勢を公表した。求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は1.33倍。同局は「新規求人の増加など一部に持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響から依然として改善の動きが弱まっている」と、前月と同様の見方を示した。秋田北地方の同求人倍率(常用)は前月に比べて大館、鹿角両職安管内が低下し、鷹巣同が上昇。

 県内の新規求職者数は5,144人で、前年同月を10.3%、479人上回った。2カ月連続の増加。有効求職者数は1万8,693人で、同9.3%、1,590人上回った。8カ月連続の増加。

 有効求人数は2万4,843人で、前年同月を7%、1,619人上回った。新規求人数は同10.8%、1,013人増の1万416人。有効同、新規同ともに2カ月連続で増加した。

 この結果、3月の有効求人倍率は前月比0.02ポイント増の1.33倍となり、2カ月ぶりに上昇。過去1年間の中では、前年4月の1.34倍に次いで高い。ちなみに、全国平均の同倍率は同0.01ポイント増の1.10倍。本県は47都道府県中5番目に高く、前月より順位を1つ上げた。

 このほか、県内の就職者数は前年同月比14.2%、374人増の3,013人で、20カ月ぶりに増加。新規求人充足率は29%で、同1.3ポイント上昇した。

 事業主からは〇県をまたいでの移動の際、帰りは荷物を積んで来られず、経費がかかり増しに(運送業)〇隣県で感染者が増加している関係で受注が少なくなり休業せざるを得なくなった(金属製品製造業)〇コロナの影響はだいぶ回復してはいるが、商談等での関東方面への往来ができずに困っている(その他の製造業)〇テイクアウトの需要はあるが、店での会食と違い、飲み物の売上げがなく利益が上がらない(飲食店)などの声が聞かれた。

 同局が作成した県内職安別状況のうち秋田北地方関係の内訳は下段のとおりだが、有効求人倍率(常用)は大館が前月比0.03ポイント減の1.27倍、鷹巣が同0.04ポイント増の1.29倍、鹿角が同0.15ポイント減の1.35倍。

 なお、令和2年度平均の本県の有効求人倍率は1.28倍で、前年度に比べて0.17ポイント低下した。6年連続の1倍超ながら、平成30年度の1.53倍をピークに2年連続のダウン。 (午後3時半)

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