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令和3年(2021年)1月28日付
変異種にも強い危機感

コロナ感染予防、佐竹知事が呼びかけ
 
ワクチン接種にも言及
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あらため県民に呼びかける佐竹知事

 

 佐竹敬久知事は28日午後、新型コロナウイルス感染予防に向けた呼びかけを、県民に対してあらためて行った。マスク着用の徹底や感染多発地域の往来自粛など呼びかけ内容はこれまでと大差がないものの、国内にも入り込んでいる変異種に対する危機感を一層にじませ、県内にもいずれ入ってくる可能性が大きいと強調。また、2月末の開始が見込まれるワクチン接種にも触れ、開始時期に感染が多発すれば接種自体にも大きな支障をきたすとし、感染防御に最善の努力をするよう県民に促した。呼びかけの趣旨は次のとおり。

 年末以降、帰省者や県外へ出かけた人の感染を含め増大傾向にある中で、医療機関でクラスターも発生し、入院者、宿泊療養施設の入所者が増大し、県の警戒ステージも「3」に上げたところである。特に冬場は空気が乾燥し、ウイルスが拡散しやすくなる一方で体の防御機能も弱まり、感染しやすくなっていることから、県民にはこれまで以上に正しいマスクの着用やこまめな手洗い、物に触れた手で目や鼻をさわらないなど感染防止策の徹底をお願いする。

 朝食、昼食を含め飲食時にはマスクを外すため、飲食店、集会施設、職場等はもとより、家庭でもふだん接していない友人や家族等が同居して食事をする場合は飲食時の会話を避けるなど、十分注意するようお願いする。

 このところの感染者の症状をみると、初めは発熱や喉の痛み、咳など普通の風邪の症状と変わらないことから、こうした症状が現れた場合は軽く見ないで、コロナを疑って他人との接触を控え、かかりつけ医や休日、夜間の場合はコールセンターに連絡の上、受診するほか、家族にうつさないように家庭内でもマスクを着用したり、高齢者にはなるべく近づかないよう注意していただきたい。

 首都圏等の緊急事態宣言地域の感染者は、一時期に比べると下がってきているが、依然として高い水準にある。無症状の感染者が数多く存在すると推察されることから緊急事態対象地域はもとより、例えば仙台市など感染者が多い地域の往来については真にやむを得ない場合以外は引き続き自粛するほか県外の家族や親類にも来県の話が出た場合はなるべく控えるよう伝えてもらいたい。

 特に東京都、静岡県でより感染力の強い変異株のウイルスが発見され、さらに変異株のウイルスの中には重症化する率が高いものとあるという説もある。これらが蔓延した場合は全国的に医療対応が不可能になることから感染者多数地域との往来は一段と警戒していただきたい。

 イギリス発のものは感染が1.7倍だという。二次感染で1.7倍、三次感染で3倍、四次感染で5倍になる。そうすると、ネズミ算式に増える。変異株のウイルスはまだ秋田には入っていないと思うが、いずれその可能性も大いにある。この変異株が全国に蔓延すると手がつけられない状況になる。ぜひ最大限の注意を払っていただきたい。

 また、医療機関や高齢者施設でクラスターが発生すれば、外来や入院、入所者の受け入れなど医療介護サービスの提供に大きな影響を及ぼす。あらためて感染対策の徹底をはかるとともに、職員や入所者等に少しでも症状がある場合は早期に受診、検査実施のほか職員及びその家族も含め県外と往来のあった人との接触、あるいはふだん接していない人との接触については十分注意を払っていただきたい。

 2月末から全国でワクチンの接種が開始される予定である。これには多くの医師や看護師の協力が必要だ。その時期に感染者が多い場合はこの方々も感染者の治療に忙殺され、ワクチン接種に大変な支障をきたす。感染の防御には一段と注意を払っていただきたい。

 最後に、感染者や感染発生機関に勤務する職員、その家族に対する誹謗中傷は絶対行わないでほしい。このような心ない行為は、恥ずべき行為である。この方々は一生懸命がんばっている。ぜひ相手を思いやる気持ちを持って、冷静な節度ある、そして良識ある行動をお願いする。  (午後3時半)

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