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令和2年(2020年)12月28日付
年末年始は細心の注意を

佐竹知事が臨時会見 

誹謗中傷なども強く戒める

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年末年始を迎え細心のコロナ予防を呼びかける佐竹知事

 

 佐竹敬久知事は28日午後、県庁で臨時記者会見を開いた。新型コロナウイルスの第三波にさらされている現状の中、知事は県民に対し、正月のあいさつ回りには細心の注意を払うよう求めた。また、新種のウイルスにも言及し、今後の国や県からの注意情報に気を配るよう求めた。さらに、コロナ感染に伴う誹謗中傷や差別は絶対しないようをあらためて呼びかけるとともに、「落ち着いて静かな正月を過ごしていただくようお願いする」と結んだ。年末年始を迎えて知事が県民に求めた趣旨は次のとおり。

  (今月)25日に定例記者会見を行い、新型コロナウイルス感染防止の注意点についてお願いをしたところだが、県内での感染拡大と26日に首都圏等で新種のウイルスが発見されたことから、きょう再び次の点についてより注意するようにお願いしたいと思う。本県の感染状況をみると、感染者が多く出ている他県との往来によるものが多いと推測されるが、感染ルートを推察しにくい事例も増えている。

 先日(25日)も話したとおり、無症状の感染者が県内にいる確率は首都圏等の感染拡大地域に比べ低いものの、一定の確率で存在することは否定できない。そのような中で例年のとおり一般家庭も含め年末年始のあいさつ回りをする方がおられると思うが、あいさつ回りの性質上、日常的に接触する方ではない方との面会が多くなるものと思う。

 また、首都圏等の感染拡大地域と往来された方が含まれることも想定される。そのため、できれば単なる儀礼的なあいさつ回りを今回は取りやめてもらうか、訪問も短時間にし、特にお茶も含め訪問先でマスクを外して相手先と飲食することは避けるようお願いしたい。特に、一般家庭で例年なら正月ということで訪問者をおせち料理でもてなすこともあると思うが、日常的に接触していない方との接触は十分に注意していただきたい。

 また、本県では首都圏等と異なり、飲食店での感染事例は秋田市での接待を伴う飲食店でのクラスター発生例以外、事例は限られているが、特に年末年始は日常的に接していない方の集まりや飲食は避けてもらうとともに狭い空間での長時間の飲食、多人数で声を大きくするような飲食、食事中のマスクなしでの距離を置かない会話には十分に注意してもらいたい。

 加えて、年が明けて通常の仕事に戻ると思うが、職場でも事務室で弁当など昼食を摂る際や会社の食堂で昼食を摂る際にはマスクを外すことになる。職場内の感染事例も出ていることから、おしゃべりしながらの食事や狭い空間での多数の食事には十分注意するようお願いする。

 また、首都圏等でイギリスで発見された、より感染力の強い新型コロナウイルスが変異したウイルスの感染例が先日、国内でも明らかになっている。今のところ、これまでのウイルスより特に毒性が強いものではないとされているが、感染力が強いということはこれまでより小さなウイルス量で感染することとなる。すなわち、感染者の飛沫を浴びる量がこれまでより少なくても感染するということであり、感染者と接触時間が短い、あるいは距離がより遠くても感染する可能性があるということになる。

 本県には、現時点で侵入しているとは推察できないが、年が明けてから首都圏等との往来により侵入することは十分考えられるので、今後の国や県からの注意情報に気を配るようお願いする。

 感染の可能性は、誰にでもある。何とぞ、感染者や家族などに対する誹謗中傷、差別は決して行わないでほしい。また、長距離の輸送や電気、ガスなどライフライン、工場などでの設備の保守点検など県民生活に欠かすことのできない仕事で県外と往来しなければならない方もいる。また、他県ナンバーのままで県内に居住している方もいる。何とぞ、誹謗中傷、いじめは絶対しないよう強くお願いする。

 加えて、医療現場や福祉施設、検査機関、保健所の皆さんは春から休まずに県民の命を守るため、がんばっていただいている。この方々は、県民の命を守る最後の砦である。誹謗中傷はもってのほか、何とぞ感謝と敬意の念をいだいていただくことを心からお願いする。

 県としてはさまざまな業種、個人において苦しい思いをしている方に対し、これまでのものに加え、今後さらに追加の支援措置を速やかに行う準備をしている。ワクチンの接種も春から始まる。今回は落ち着いて静かな正月を過ごしていただくようお願いし、本年最後の会見を閉じる。  (午後4時20分)

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