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令和2年(2020年)11月26日付
「情熱をもう一度県政に」

佐竹知事、4選出馬へ 

12月定例県議会で表明

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次期選への出馬を表明する佐竹知事

 

 12月定例県議会は26日開会し、佐竹敬久知事が知事説明を述べた後、4選を目指して次期知事選に出馬する意向を表明した。この中で知事は「年齢的にもいわば中期高齢者、そろそろ身を引いて次の世代に引き継ぐ時期ではないかと思う気持ちがあることは事実」と胸中を吐露。その上で、「本県にとってきわめて大事に時期を迎え、次の世代に可能性に満ちた秋田をしっかりと引き継ぐために私の気力と体力、そしてふるさと秋田を思う情熱をもう一度県政に捧げたい」との決意を示した。次期知事選出馬表明の趣旨は次のとおり。   (午前11時40分)

 来年4月には、知事としての3期目の任期を終えることになる。振り返ってみると、一職員として県庁入庁以来、秋田市長を2期弱、知事3期、そして間接的にかかわった3年半を含め、およそ半世紀の間、地方自治行政にたずさわらせていただいた。この間、多くの同僚、先輩や友人、知人、県議、市議をはじめ市民、県民の皆さんの励ましやご指導のもと紆余曲折はあったものの、職務を務めさせていただき、皆様に心から感謝を申し上げる。

 私自身、時には不始末により大変なお叱りを受けたこともあり、また、各施策の成果に対する評価は思うに任せない分野もありさまざまではあるが、かけがえのないふるさと秋田を少しでも前に進め、元気にするため、私なりに懸命に努力を重ねてきたつもりである。

 私の政治信条としては基本的には保守リベラルという立ち位置ではあるが、主義主張にとらわれず議員や県民からの多様な意見、提言を公平に幅広く聞き、県政に生かすべきものと心得て県民党としての立場を貫いてきた。このような中で、地方自治行政に身を置いて半世紀50年、大きな区切りを迎え、また、年齢的にもいわば中期高齢者、そろそろ身を引いて次の世代に引き継ぐ時期ではないかと思う気持ちがあることは事実である。

 一方で、今般の新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、県政の推進に関してみればこの1年間、重点施策の大半が足踏み状態にならざるを得ない状況となり、また、今後落ち着きを取り戻したとしても、一連の変化を一気に加速させるとともに多くの価値観の根本的変化、加えて世界的温暖化によるCO2ゼロミッションへの流れは新型コロナウイルス感染症の影響に加え、さらに社会経済構造を劇的に変えるトリガーともなるものである。

 また、これらの劇的な変化は、本県に大きな可能性をもたらすとともに、一方では大きな反作用として負の側面をもたらすものでもある。

 これから数年は、時代の大変革期として本県の将来を大きく左右する年になると思う。こうした変革の時代にあって、適時的確にリーダーシップを果たすためにはしっかりとした時代認識、将来を見通す洞察力、さらには大きな危機に対峙する経験則、加えてみずからがさまざまな事案、事象を理解し判断するための基礎知識と分析力、また、当然、人ひとりでは限界があり、多様な分野で幅広いネットワークを有することは必要、と考える。

 当然、私の県政運営に対するさまざまな批判、多選への反発、年齢やかつての脳疾患の後遺症による滑舌の鈍さなどへの危惧など、多くの否定的な声があることは承知しており、また、先に述べた資質のすべてが私に備わっているものでもない。

 そのような中ではあるが、ここ数年、本県にとってきわめて大事に時期を迎え、次の世代に可能性に満ちた秋田をしっかりと引き継ぐために私の気力と体力、そしてふるさと秋田を思う情熱をもう一度県政に捧げたいという気持ちが強くなった次第である。これからの大変革期、次の世代にしっかりとした形で可能性に満ちた秋田を引き継ぐため、次期知事選に出馬する決意を申し上げ、所信とさせていただく。

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