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令和2年(2020年)9月23日付
「現段階では予定どおり」

鹿角冬季国体で知事

定例県議会、児玉議員の質問に答弁

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一般質問に臨む児玉政明議員(左)と答弁に立つ佐竹知事

 

 9月定例県議会は23日、一般質問の最終日を迎えた。3日間にわたる同質問に登壇した10議員の中で唯一秋田北地方の児玉政明議員(自民・鹿角)は同日、来年2月の鹿角冬季国体を含む8項目を中心に質問。うち同国体については、10月開催予定だった「かごしま国体」が来年以降に延期することを4カ月前に決定したのに関連し、冬季国体の状況を佐竹敬久知事に質した。知事は「現段階では予定どおり実施できる」としながらも、緊急事態宣言発令など開催可否の判断を求められるケースも想定するとの考えを示した。

<鹿角冬季国体についての児玉議員の質問趣旨> 令和3年2月18日から21日までの4日間、第76回国民体育大会冬季大会スキー競技会が鹿角市の花輪スキー場を会場に開催され、選手、監督、役員だけで約1,800人、応援の保護者らを加えると2,000人を超える方々が本県を訪れる予定で、宿泊費や飲食費、おみやげ代など本県への経済効果も大いにある大会になると期待している。

 開催地の花輪スキー場ではアルペン会場のゲレンデ改修、ジャンプ台の施設改修が行われている中、地元鹿角市ではさる5月1日に鹿角市国体実行委員会を設立し、「伝えよう感動 つなげよう絆」の大会スローガンのもと、通常どおりの開催に向け準備を進めているが、今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況が非常に気になる。

 そのような中、日本スポーツ協会、スポーツ庁、鹿児島県は夏の競技を中心とした10月に鹿児島県で開催予定の第75回国民体育大会を来年以降に延期することを、6月19日に正式決定した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で感染リスクが避けられないこと、各都道府県の予選大会の実施が困難になったことなどが理由で、約3万人が参加する国内最大規模の総合大会である国体本大会の延期は史上初のこととなる。

 全国規模の大会が軒並み中止となり、選手の日ごろの練習成果を発揮できる場が少なくなったことは残念でならない。そこで、本県で開催される美の国あきた鹿角国体についてはできる限りの新型コロナウイルス対策を行い、ぜひ実施していただきたいが、開催に向けた準備状況と感染防止対策についての現在の状況をうかがう。

 「かごしま国体」の開催延期決定の時期をみると、開催予定日の4カ月前までには延期の判断をしている。これを参考にすると、美の国あきた鹿角国体について2月開催の4カ月前となる来月にも開催有無の判断があってもいいのではと思うが、新型コロナウイルスの感染拡大状況がどのようになった場合、いつまでどのような基準で判断される予定か。

 また、感染拡大防止のため、開催内容自体を通常の国体から見直しを考えている場合、例えば、出場できる選手の人数削減や応援等の観客数の制限を設けるなど、開催にあたっての基準を何か策定しているのか、うかがいたい。

 さらに、日本スポーツ協会のガイドラインによると、大会、スポーツイベントの開催に際しては開催地の都道府県の方針に従うのが大前提になることに変わりはないが、実施の判断に迷った場合は県としてどのように対応するのか。

<鹿角冬季国体についての佐竹知事の答弁趣旨> >来年2月に花輪スキー場で開催される鹿角国体については、ポスター掲示による機運醸成や式典内容の検討、選手、監督等の宿泊先の調整など円滑な大会運営に向けて会場地の鹿角市と連携し、鋭意準備を進めている。

 大会開催にあたっては日本スポーツ協会の感染拡大予防ガイドラインに沿ってマスク着用や手洗いの徹底、検温等による健康管理、人的距離の確保によるクラスター発生予防などに努めることとし、今議会にアクリル板や検温機器などを購入する予算案を提出している。

 この秋に開催予定だった「かごしま国体」は、予選会の開催が困難などの理由からおよそ4カ月前に延期の判断をしているが、冬季国体は予選会が大会直前に実施されるほか、種目数や参加者数、関係者数の規模が小さいことなどから現段階では予定どおり実施できると考えている。

 しかし、緊急事態宣言発令など開催可否の判断を求められるケースも想定し、11月中旬をめどに県独自の新型コロナウイルス感染症対応に関するガイドラインを策定することにしており、必要に応じて日本スポーツ協会やスポーツ庁、全日本スキー連盟、鹿角市と協議し、総合的に判断する。

 今後の感染状況によっては、開始式等の規模縮小や中止、無観客での競技実施についても検討を進めるなど感染症の防止対策に万全を期した上で、全国各地からトップ選手が集う冬季国体の成功に向けて鹿角市と連携しながら、しっかりと準備に取り組む。 (午後2時)

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