BANNER1903J.BMP - 134,574BYTES
トップ
お悔やみ
以前の記事
政治
経済
社会
選挙
コラム

令和2年(2020年)9月11日付
「真に地方に目を向けて」

佐竹知事、次期政権に期待

9月定例県議会開会

200911P.JPG - 27,437BYTES 
知事説明に臨む佐竹知事

 

 9月定例県議会は11日開会し、佐竹敬久知事が知事説明に臨んだ。最初に知事は安倍総理辞任と次期政権に触れ、本県出身の菅義偉官房長官の新総理就任が最有力視される次期政権について、「新型コロナウイルス感染症対策と経済対策の両立に万全を期すとともに、東京一極集中を是正し、真に地方に目を向けた取り組みを推進するよう強く期待する」とした。また、新型コロナウイルス対策については、季節性インフルエンザの流行期が近づいていることを見換え、「新型コロナウイルス感染症との同時流行に備えた対応に万全を期す」と強調した。関係説明の趣旨は次のとおり。

<安倍総理辞任と次期政権について> 先月28日、自身の体調がすぐれないことを理由に安倍総理が辞任する意向を表明した。約7年8カ月にわたり、経済や外交、新型コロナウイルス感染症への対応など国政の諸課題に取り組んできたが、任期途中での辞任表明となったことは無念の思いであろうと受けとめている。

 経済政策「アベノミクス」についてはさまざまな評価はあるものの、総体的にみて株価や有効求人倍率の上昇など経済の回復に一定の成果をあげたものととらえており、また、産業振興のほか農業基盤や高速交通体系の整備など本県にとって必要不可欠な施策についても支援いただいたことに深く感謝を申し上げる。国内外の激動の時期に政権を担ってきたことに対しては、あらためて敬意を表すとともに、体調の回復を心より祈る。

 次期政権には、新型コロナウイルス感染症対策と経済対策の両立に万全を期すとともに、東京一極集中を是正し、真に地方に目を向けた取り組みを推進するよう強く期待する。

<新型コロナウイルス感染症への対応について> 本県においては警戒していたお盆の帰省に関連した感染例は確認されなかったものの、先月には県内初のクラスター感染が発生したほか、これまで感染例の少なかった高齢者の感染も複数確認された。

 クラスター感染となった事例については、その後の感染の拡大が押さえこまれているほか、その他の感染事例についても散発的な発生にとどまっており、市中感染はないものと推察しているが、全国的な感染状況や高齢者の重症化リスクなどを踏まえ、本県においては今後も警戒を継続していく必要があるとの考えのもと、県民に対し引き続き首都圏など感染が拡大している地域との往来に関しては、真にやむを得ない場合を除き控えてもらうとともに、感染者や濃厚接触者やその家族はもとより医療関係者に対する嫌がらせやSNSでの誹謗中傷は絶対に行わないよう、あらためてお願いしたところである。

 また、先月、市町村長会議を開催し、感染の不安による受診者の減少などから経営面での影響が生じている医療機関への支援などについて議論を行ったほか、季節性インフルエンザとの同時流行への備えを含め、県内における感染拡大の防止に向け、市町村と連携を図りながら対応していくことを確認した。

 先般、国から今後のインフルエンザの流行期を見据え、重症者への医療支援の重点化や地域の診療所を含めた検査体制の拡充等を盛り込んだ新たな取り組み方針が示された。本県でも軽症者等の宿泊療養体制の拡充に向け、県青少年交流センターを新たな受け入れ施設として活用するとともに、医師会や市町村等との連携による発熱患者の受診検査体制の構築や高齢者のインフルエンザワクチンの優先接種が必要な方々への周知に向けた取り組みを推進し、新型コロナウイルス感染症との同時流行に備えた対応に万全を期す。 (午前11時半)

※このページには広告を掲載しております。