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2019年(平成31年)4月12日付
ツツガムシ病の初発期へ

県など関係機関、注意喚起
 
大館・北秋田は多発地帯

 

 県内は、ツツガムシ病の初発期を迎えようとしている。例年4月の発生は少ないものの皆無ではないため、県など関係機関は田畑や山林などに入る際は予防策を取るよう呼びかけている。

 ツツガムシ病は、ツツガムシ病リケッチアという病原体を持つ特別なツツガムシの幼虫に取りつかれ、体内に病原体が入ることで発病する感染症の一つ。ツツガムシはダニの一種で、大きさは0.2ミリ程度。刺されるとひどい頭痛とともにどことなく重症感があり、高熱やいろいろな形の発疹もあるが、刺し口の黒いカサブタが発見の決め手となる。

 日本では、春と秋にツツガムシ病患者の発生がほぼ全国的にみられ、中でも本県は有数の多発地帯。県が作成した昭和48年(1973年)から昨年までの45年間の県内の地域別患者数は下段のとおりだが、秋田北地方の大館・北秋(大館市、北秋田市、上小阿仁村)が399人で群を抜いて多い。

 一方、県全体の平成30年の患者数は前年比4人減の5人で、過去10年間の中では28年の3人に次いで少なかった。また、同10年間で4月に患者が出たのは平成21年、22年、25年、28年の各1人で、可能性としては低いながらも本格的な春の訪れとともに田畑や山林、河川敷などに行く機会も出てくるだけに注意が必要だ。

 ツツガムシに吸着されてから症状が現れるまでの期間は、1週間から10日ほど。ツツガムシは人に付着してもすぐに吸着せず、しばらくは体表を這い回っているため、体内に病原体が入り込むまで10時間近くかかるといわれる。

 予防策として県は〇野山に出かける際は素肌を出さない〇野山から帰宅した際は早めに着替えを〇着替えた衣服は室内に持ち込まず、すぐに洗濯を〇野山から帰宅した際は早めに入浴して入念に体を洗う、などを呼びかけている。

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刺されると恐いツツガムシ

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