2019年3月8日付
6年連続で減少

県内製造業の事業所数 

30年工業統計調査結果

 

 県内の製造業に属する事業所は6年連続で減少したのに対し、従業者数は2年連続で増加した。県調査統計課が8日公表した30年工業統計調査結果(速報値)で示されたもの。また、29年計の製造品出荷額等は4年連続で増加し、7年ぶりに1兆3,000億円台に乗った。

 従業者数4人以上の製造業を対象とする同調査は事業所数、従業者数を30年6月1日現在で、製造品出荷額等を29年計で公表。30年速報値による事業所数は1,750事業所で、前年に比べて50事業所、2.8%減少した。後継者不足なども背景にあり、最後の2,000事業所台だった25年来6年連続で減少。事業所数の全国順位は、47都道府県中34位だった。

 うち秋田北地方は311事業所で、同5事業所の減少。地域別内訳は、大館・北秋田(大館市・北秋田市・上小阿仁村)が同8事業所減の231事業所と全県傾向と同様先細りなのに対し、鹿角(鹿角市・小坂町)は同3事業所増の80事業と減少に歯止めをかけた。

 一方、県全体の従業者数は同1,109人、1.8%増の6万2,804人。3年ぶりに6万人台を回復させた29年に続く2年連続の増加で、25年(6万2,591人)とほぼ同水準となった。全国順位は36位。

 うち秋田北地方は同201人、1.8%増の1万1,458人。内訳は、大館・北秋田が同14人、0.2%増の8,812人と横ばいに近い水準なのに対し、鹿角が同187人、7.6%増の2,646人と目立った増加。

 このほか、県全体の製造品出荷額等(29年1月1日〜12月31日の合計)は前年比1,380億2,012万円、11,2%増の1兆3,733億465万円で、4年連続の増加。22年以来7年ぶりに1兆3,000万円台に乗り、過去10年間で2番目に多かった。とはいえ、全国順位は43位と5番目に低い。

 秋田北地方は同105億5,649万円、5.1%増の2,161億1,017万円。内訳は大館・北秋田が同46億7,081万円、2.9%増の1,655億6,421万円、鹿角が同58億8,568万円、13.2%増の505億4,596万円だった。県内18地域中、鹿角の増加率は本荘・由利の38.5%に次いで高い。  (午後5時)   

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