トップ当選は今回も佐藤氏 任期満了(31日)に伴う北秋田市の市議会議員選挙は23日、投開票が行われ、20新議員の顔ぶれが決まった。トップ当選を飾ったのは、前回に続いて現職の佐藤光子氏(36)。現職の斎藤美津子氏(65)が涙をのんだ。 トップ当選の佐藤氏は1,810票を獲得し、初当選した前回に485票上積みした。これに武田浩人氏(53)が1,466票、長崎克彦氏(72)が1,375票、福岡由巳氏(72)が1,320票、黒沢芳彦氏(61)が1,265票、堀部寿氏が1,098票それぞれ得票し、前回より1人少ない6人が1,000票台に乗せた。唯一新人の三浦倫美氏(53)は702票を獲得し、初当選。涙をのんだ現職斎藤氏は、唯一500票台だった。 投票率は69.53%にとどまり、前々回(18年)の83.69%、前回(22年)の80.44%を大きく下回り、80%どころか70%を割り込んだ。地区別(旧町別)では阿仁が75.35%で最も高く、以下、森吉の73.33%、合川の68.36%、鷹巣の67.61%と続いている。 最も投票率が高かった投票所は根子(阿仁)の87.94%で、今泉(鷹巣)81.71%、緑ヶ丘(同)81.06%、本城(森吉)80.45%、鎌沢(合川)80.41%、巻渕(森吉)80.17%、比立内(阿仁)同の計7投票所で80%を超えた。最も低かったのは金沢(合川)の36.68%で、唯一の30%台。ちなみに、金沢は前回(48.78%)も最低の投票率だった。 ●当日有権者数3万105人(男1万3,938人、女1万6,167人)●投票者数2万932人●有効2万675●無効256●持ち帰り0●不受理0●投票率69.53%(男69.36%、女69.68%) (午後10時50分) 定数20−21 (按分票の小数点以下切り捨て)
|