任期満了(31日)に伴う鹿角市の議員選挙は10日、投開票が行われ、新議員の顔ぶれが決まった。現職は13人、新人は7人全員が当選を果たし、トップ当選は前回に続いて新人だった。
今選挙は定数が前回と同数の20に対し、24人が争った。開票の結果、トップ当選を果たしたのは新人の成田哲男氏(57)で、1,221票を獲得。1,000票を超えたのは、前回を4人下回る6人。最下位当選は656票で、前回より38票少なかった。苦杯をなめたのは、現職3人と元職1人。
今回を含む過去3回の投票率推移をみると、前々回が初の80%割れの78.60%、前回が78.25%、そして今選挙は過去最低だった前回を6.85ポイント下回る71.40%にとどまった。ほぼ終日暴風雪に見舞われた悪天候も、出足に影響を与えたものとみられる。
当日有権者数は男1万3,259人、女1万5,482人の計2万8,741人で、前回の同有権者数に比べて1,417人減少した。投票者数は2万522人で、有効が2万314票、無効が208票。開票結果は次のとおり。