阿仁町議会議員選挙 町長選経験者2人も"仲間入り" 任期満了(今月31日)に伴う阿仁町の議会議員選挙が14日告示され、午後5時に立候補の届け出が締め切られた。この結果、定数14に対して予定されていた現職10人、元職1人、新人3人の計14人の無投票当選が確定した。 同町は、高齢化率(全人口に占める65歳以上の割合)が41.2%(7月1日現在)と県内69市町村中唯一40%を突破している"高齢町"なほか、過疎化も県内屈指。 こうした状況の中、同町は先月30日に設立された鷹巣阿仁地域任意合併協議会に加わり、鷹巣、合川、森吉の3町との合併による新市に将来を託そうとしている。町単独での議会議員選挙は今回が最後とみられ、議会として合併に対するビジョンをより確かなものにする意味でも、来任期議員らの果たすべき役割は大きい。 今選挙には、わずか1票差をめぐり、2度にわたって町長選に挑んだ末現職、浜田章氏に敗れた元助役の小林精一氏(68)や、1回目の町長選に町議を辞して挑戦した元職の山田博康氏(53)ら町長選経験者も立候補し、町議の仲間入りをした。当選者は届け出順に次のとおり。
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