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令和2年(2020年)7月31日付
3年7カ月ぶり1.25倍割れ

6月の県内有効求人倍率
 
全国順位、統計史上初のトップ10

 

 秋田労働局は31日、「求人が求職を上回って推移しているが、新型コロナウイルス感染症の影響から改善の動きが弱まっている」とする6月の県内雇用情勢を公表した。有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍。6カ月連続で低下し、3年7カ月ぶりに1.25倍を割り込んだ。それでも、低下の度合いが全国平均より緩かったのを主因に、同倍率の全国順位は統計史上初めてトップ10に入った。

 6月の新規求職者数は前年同月比0.6%、21人減の3,792人で、横ばいに近い水準ながら9カ月連続の減少。また、有効求職者は同0.9%、154人減の1万6,504人を数え、8カ月連続で減少した。

 一方、月の新規求人数は同6.9%、608人減の8,262人で、14カ月連続の減少。有効求人数は同17.1%、4,042人減の1万9,543人で、16カ月連続の減少。依然として求人数が求職数より多いとはいえ、新型コロナウイルスの影響も背景に、求人数の減少規模が求職者の減少同を大幅に上回っている。

 県内の事業主からは〇新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少しており、一部の店舗の閉鎖を検討(小売店)〇新型コロナウイルスの影響がありつつも5月までは持ちこたえたが、6月から休業している(製造業)〇新規操業予定だったが、コロナの影響で工場着工の目処が立たず求人募集の再開ができない(農業)など、前月に続いてコロナ関連の"悲鳴"が相次いだ。

 同局が作成した本県を含む東北各県と全国の前年6月から今年6月までの有効求人倍率(季節調整値)推移は下段のとおりだが、うち今年6月の本県は1.24倍で、前月に比べて0.04ポイントの低下。 1月以降6カ月連続で落ち込み、平成28年(2016年)11月の1.24倍以来3年7カ月ぶりに1.25倍を下回った。

 それでも、全国順位は前月から4つ上げて10位にランク。ちなみに、昭和38年(1963年)の統計史上本県の有効求人倍率(同)が最も高かったのは平成30年3月と8月の各1.55倍だが、同3月の全国順位は22位、8月は27位。

 以降も20位台から30位の間で推移していたが、今年4月は18位と10位台に入り、5月は14位、そして6月は統計史上初めてトップ10に食い込んだ。全国平均が0.09ポイント落ち込んで1.11倍となった中、本県は低下の度合いが緩やかだったのがトップ10入りの主因。 (午後2時)

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