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令和2年(2020年)6月19日付
感染影響拡大で厳しい状態
 
日銀秋田支店の金融経済概況
 
雇用・所得を下方修正

 

 日銀秋田支店は19日、6月の県内金融経済概況を公表した。県内景気については「新型コロナウイルス感染症の影響が拡がっており、厳しい状態」とした。主要6項目のうち雇用・所得を4カ月連続で下方修正したものの、5項目を据え置き、全体の基調判断も据え置いた。

<個人消費> 新型コロナウイルス感染症の影響から、落ち込んでいる。大型小売店売上高は緩やかな増加基調にあり、家電販売は横ばい圏内の動き。乗用車販売は、大幅に落ち込んでいる。また、県内観光施設の利用者数や宿泊者数も大幅に落ち込んでいる。

<公共投資・住宅投資> 国、市町村などで増加したのを受け、5月の公共工事請負金額は前年同月比18.3%の増加。工事出来高ベースでは、振れを伴いながら堅調に推移している。反面、住宅投資は動きが弱めで持家などが前年を下回ったことから4月の新設住宅着工戸数は同29.2%減少した。

<設備投資> 3月短観(県内)の設備投資計画によると、本年度は製造業で前年度比3.5%、非製造業で同35.9%の各減少を見込んでいるため、全産業で同10.4%落ち込み、2年ぶりに減少する計画。

<生産> 主力の電子部品・デバイスは自動車向け製品が減少しているほか、情報通信機器向け製品が弱含んでいるため、弱めの動き。汎用・業務用機械は堅調に推移しているものの、生産用機械は大きく減少している。

<雇用・所得> 4月の有効求人倍率は前月比0.03ポイント減の1.34倍と、1倍を超えてはいるものの低下基調。新規求人数は、前年を下回って推移。きまって支給する給与、特別給与がともに前年を下回ったことから、3月の現金給与総額は前年を下回った。常用雇用指数、現金給与総額がともに前年を下回ったことから、3月の雇用者所得は前年割れに。同支店が作成した基調判断は下段のとおり。 (午後3時半)

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