BANNER1903J.BMP - 134,574BYTES
トップ
お悔やみ
以前の記事
政治
経済
社会
選挙
コラム

令和2年(2020年)5月21日付
コロナ影響一層厳しく

県内の経済動向
 
旅館・ホテル、売上半減に迫る

 

 県産業政策課は21日までに、「新型コロナウイルス感染症の影響が広がっており、個人消費は足踏みが続き、製造業やサービス業では弱い動き」とする3月の県内経済動向調査結果をまとめた。3カ月先業況見通しDIは、全業種で同ウイルス感染拡大の影響を一層受ける見込みだ。

  各業種のうち製造業は生産額が前年同月に比べて4.9%、受注額が同4%、それぞれ減少した。一部で好調な動きがみられたものの、電気機械や輸送機械を中心に落ち込み、全体としては依然弱含み。うち電気機械は生産額が同5.7%、受注額が同2.4%それぞれ減少し、「新型コロナウイルス感染症の影響による落ち込みがみられる」とした。製造業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス33.7から同54.8へと、同ウイルスの感染拡大で一層厳しさを増す。

 建設業は受注額が前年同月比25%、完工高が同29.2%の各減少。ただ、受注額は前年11月から今年2月まで30%台〜40%台の顕著な減少が続いたのに対し、3月は前年10月(21.7%)以来5カ月ぶりに20%台に縮小した。とはいえ、建設業の3カ月先業況見通しDIは前月のプラス6.3からマイナス25.0に大幅悪化。

 小売業の売上高は、前年同月比3.4%の増加。内訳は飲食料品が同5.2%増加した反面、新型コロナウイルス感染拡大の影響を最も受けた衣料品が過去1年間で最大の同32.2%減少したほか、家電品が同4.4%、身回品が同2.6%それぞれ落ち込んだ。小売業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス32.0から同64.0へと悪化の度合いが拡大。

 サービス業の売上高は、前年同月に比べて10%減少した。新型コロナウイルス感染拡大の直撃を受けて旅館・ホテルが過去1年間で最大の44.6%落ち込んだほか、運輸も同8.3%の減少。ただ、「その他サービス」は情報関連サービスなどの下支えにより、42.2%減と過去1年間で最悪だった前月から7.4%増に好転した。サービス業の3カ月先業況見通しDIは前月のマイナス65.6から同90.6へと、宴会・宿泊部門の悪化が著しい旅館・ホテルを中心に一層厳しさを増す。

※このページには広告を掲載しております。