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令和2年(2020年)3月27日付
9月5日から松竹大歌舞伎

小坂町の康楽館
 
4月10日に前売受付開始 

 令年の「松竹大歌舞伎」を9月5日から2日間にわたって国重要文化財・明治の芝居小屋「康楽館」で開くにあたり、小坂町は4月10日に往復ハガキによる一般前売券の受け付けを開始する。今公演は、歌舞伎以外の舞台やテレビドラマなどにも活躍の場を広げている尾上松也さんと人気若手女形の中村梅枝さんの2人を中心に重厚かつ華麗な舞台絵巻を繰り広げる予定だが、新型コロナウイルス感染拡大の動向が開催可否を分ける可能性がある。

 「松竹大歌舞伎」は康楽館を代表するイベントで、38回目を数える今回は9月5日から2日間にわたり、午前、午後の各部あわせて4回公演を行う。操り三番叟(長唄囃子連中20分)、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち) 毛谷村(けやむら・一幕80分)、二人椀久(ににんわんきゅう・同連中35分)の3演目で構成し、尾上さん、中村さんのほか、大谷桂三さん、上村吉弥さん、中村萬太郎さんらが脇を固める。上演時間2時間55分。

 開演時刻は午前の部が11時から、午後の部が3時半からで、観劇料金(前売り)は松席1万2,000円、竹席9,000円、自由席6,000円のほか、座椅子、プログラム、弁当、お土産が付く50席限定の特別席が1万8,000円。当日券は、いずれも1,000円増しとなる。

 往復ハガキによる一般前売券の受け付けは、4月10日〜24日の期間行う。同ハガキ(24日必着)には氏名、住所、電話番号、希望枚数とともに、「9月5日 昼の部 松席」(一例)といった具合に、第2希望まで記入すること。ハガキの郵送先は〒017-0202、秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字松ノ下2番地、小坂町康楽館。

 申込者が定数以上になった場合は抽選とし、5月上旬に返信ハガキで結果を通知する。座席位置も事務局が抽選で決定。観劇券の引き換えは、同上旬から同22日までに行う。

 その際、口座振込希望の場合は観劇券郵送料(520円)を含む代金を期間内に指定口座に振り込んでもらい、入金を確認できた順に送付。直接引き換えは、期間内の午前9時から午後5時まで康楽館で行う。購入後のキャンセルはできない。

 5月22日午後3時までに事務局に連絡がないまま入金が確認されない場合は、引き換えの権利を失う。このほか、一般窓口販売は5月24日、同電話予約は翌25日の各午前9時から。問い合わせは同館事務局(☎0186-29-3732)の担当、田中出副館長へ。

 松竹(迫本淳一社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため4、5月の歌舞伎巡業の全公演を中止すると、今月23日に発表した。秋には収束に向かっているのかまったく見通せない中、9月の康楽館公演について同副館長は「あくまで松竹が全国巡業の一環として行うものなので、松竹が中止を決定すればそれに従うことになる」としている。(午前零時)

康楽館歌舞伎公演の出演陣(提供:松竹)
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