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令和2年(2020年)3月20日付
「まさしく長生きの模範」

大館市比内町の渡邊さん
 
市長から100歳顕彰状
 
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福原市長から100歳顕彰状を手渡される渡邊さん

 大館市の100歳顕彰状授与式が19日、同市比内町片貝の渡邊政康さん(大正9年3月16日生まれ)の自宅で開かれた。椅子から立ち上がって出迎えた渡邊さんに、福原淳嗣市長は「こんな元気な100歳は見たことがありません。まさしく長生きの模範」と、賛辞を送った。

 同市の100歳以上長寿者は18日現在51人で、うち本年度は渡邊さんが19人目の顕彰状受章者。比内町の敬老会常連の渡邊さんは、一昨年の比内地域敬老会では最高齢参列者として福原市長から顕彰状を贈られた。

 渡邊さんは、旧比内町片貝で8人兄弟の3番目に生まれた。19歳で父を亡くし、長兄が就職で地元を離れたため、渡邊さんが一家を支えた。昭和16年に徴兵され、弘前、土崎、室蘭で戦闘機関連の仕事に従事。

 帰郷後、製材所や地質調査の仕事に就き、25歳で結婚して4人の子宝に恵まれた。64歳で他界した妻の分も畑仕事に精を出し、95歳まで野菜を栽培。現在は、長男の敏夫さんや4人の孫とともに円満な日々を送っている。

 歌番組や相撲中継が大好きで、とくに紅白歌合戦は毎年楽しみにしているお気に入りの番組。暴飲暴食を避け、好き嫌いせず何でも食べることが長寿の秘訣という。

 昨年3月に自宅で転倒し、大腿骨を骨折したものの、和室に通された福原市長を見るや椅子から立ち上って出迎えるなど、すっかりケガを克服。

 市長も「こんな100歳は見たことがありません」と長寿に敬意を表し、市長が「もういいですから、座って下さい」と告げるまで起立したまま応対。

 顕彰状や花束などを贈られた渡邊さんは、帰り際の市長に「市政担当ご苦労様です。これからも頑張って下さい」と激励の言葉をかけた。微笑みを返し、市長は渡邊さんのさらなる長寿にエールを送った。顕彰状授与式には、地元のほか県外から子どもたちや親戚らも駆けつけた。 (午前零時)

取材と出稿:秋田北報社

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