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令和2年(2020年)3月17日付
保護者による人間アーチも

巣立つ主役らを祝福
 
大館市扇田小の卒業式
 
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扇田小では保護者が人間アーチで卒業生の巣立ちを祝福

 秋田北地方のほとんどの小学校で17日、令和初の卒業式が開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため、各校とも卒業生と教職員だけの式典にするなど規模を縮小。うち大館市扇田小は、卒業式を終えて校舎に別れを告げる卒業生に対し、保護者が玄関前で人間アーチをつくり、卒業を祝福した。保護者の粋な計らいに21人の主役らは満面の笑みを浮かべ、6年間の学びやをあとにした。

 同校もまた、新型コロナウイルス感染拡大による自粛要請を受けて保護者や来賓の参列を見送ったが、学校側の配慮で、体育館を隔てた通路を式典の合間に開放。卒業生の歌「さくら」の合唱の間に限定して保護者の撮影を許可するなど、最後の思い出づくりの場を設けた。

 式典では、奥村昌樹校長が1人ひとりに卒業証書を授与したあと、お祝いの言葉を述べた。校長は「当たり前のことだと思っていた卒業式が叶わなくなった今、このような形での卒業式になったことが本当に残念で、悔しい気持ちでいっぱいです」と、卒業生や保護者らの心境を代弁。

 結びで「令和初の卒業生となる21名のみなさんが、槻(ツキ)=ケヤキの古名=の木のように強くたくましく、思いやりの鐘のように優しくあたたかい心で、大いなる飛躍を遂げることを願っています」とエールを送った。

 式典終了後、例年なら校内で、在校生による花のアーチを卒業生がくぐり抜ける門出の場を設定しているが、在校生不在のため今回は中止に。

 そんな思いを察した保護者有志が「みんなでアーチをつくって卒業生を送り出そう」と、玄関先で人間アーチを設置。中学の制服が凛々しい卒業生1人ひとりに「おめでとう」と声をかけ、6年間の学びやを巣立つ主役らを祝福した。(午後4時)

取材と出稿:秋田北報社

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