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令和2年(2020年)1月10日付
4年ぶり2億円突破

昨年の特殊詐欺総被害額
 
県警、認知状況を集計

 

 昨年の県内特殊詐欺被害は、件数が2年連続で40件を下回った反面、被害総額が4年ぶりに2億円を突破した。県警が9日公表した令和元年の認知状況(暫定値)で示されたもの。被害総額の6割以上を占めるオレオレ詐欺の悪化が際立ったほか、平成30年から新たな手口として全国的に深刻化しているキャッシュカード詐欺盗も件数で前年比倍増、被害総額で同4倍近くに迫った。

 特殊詐欺は、被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振り込みや、その他の方法で不特定多数の者から現金などをだまし取る犯罪の総称。

 認知件数を集計するにあたってはオレオレ詐欺などの「主要手口」と金融商品などの「その他の手口」に分類。これに加え、警察や金融機関などの職員を名乗って自宅を訪問し、キャッシュカードを手渡すよう求め、玄関から離れた隙にすり替えて盗む手口、キャッシュカード詐欺盗を平成30年に新設した。

 県警が作成した令和元年(暫定値)と平成30年(確定値)の特殊詐欺被害認知状況は下段のとおりだが、令和元年の件数計は前年比4件増の37件。突出して多かった平成26年以降の件数推移は26年が86件、27年が57件、28年が36件、29年が50件で、30年と令和元年はともに40件を下回った。

 一方、平成26年以降の被害総額推移は26年が3億1,455万2,615円、27年が2億245万1,293円、28年が8,836万2,482円、29年が8,352万6,575円、30年が5,851万9,313円と改善傾向にあったが、令和元年は2億1,231万6,417円で平成27年以来4年ぶりに2億円を突破。

 令和元年の「主要手口」は、架空請求が13件で前年に比べて5件減少したものの最も多く、被害総額は同1,954万3,963円、63.6%増の5,027万4,400円に膨らんだ。

 オレオレ詐欺は件数でこそ架空請求より4件少ない9件ながら、前年比では3倍に増え、被害総額は前年の50万4,000円から1億3,266万4,000円へと一気に増加し、被害総額全体の62.5%を占めた。

 「その他の手口」の被害認知は2年連続皆無だったが、キャッシュカード詐欺盗は件数で前年比倍増の8件、被害額で同1,655万1,000円、3.7倍の2,279万1,000円にのぼった。  (午前零時)

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