あきた北新聞社/令和元年(2019年)6月11日付記事
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令和元年(2019年)6月11日付
持ち直しの動き続く

秋田経済研究所の「県内経済」

電子部品、機械金属弱含む

 秋田経済研究所は10日、「全体として持ち直しの動きが続いている」とする4月の県内経済概況を公表した。産業別動向のうち生産は、電子部品や機械金属が弱含んだ一方、木材が持ち直した。 

 産業別の動向によると、スマートフォン向けが中国市場の低迷などから減少傾向が続いたほか、車載向けにも減速感がみられたのを背景に、電子部品の生産額は2カ月連続の前年割れ。

 輸送機械で一部メーカーによる完成車の不正検査問題が影響したのを受け、機械金属の生産額は3カ月ぶりに前年を下回った。一方、製材品の生産量が3カ月連続で前年比増を確保し、木材は持ち直しの動きが続いた。

 国や県が減少し、公共工事請負額は3カ月ぶりの前年割れに。官公庁工事、民間工事とも増加し、地元大手(12社)の建設受注額は2カ月ぶりに前年を上回った。

 住宅着工は持家が増加傾向にあったほか、分譲住宅でマンション着工もあり、5カ月連続の前年比増。小売店販売額(3月)、新車乗用車販売台数がともに前年を上回り、個人消費は全体として持ち直しの動き。

 有効求人倍率は1,53倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇した。新規求人数は前年比1.4%増となり、2カ月ぶりに増加。事
業主都合離職者数は同19.6%減少し、2か月連続で前年を割り込んだ。企業倒産は2件発生し、負債総額は1億5,900万円。