令和元年(2019年)6月6日付
過去10年間でワースト2

先月の県内出火件数68件

建物火災が多発

 先月の県内出火件数は3年1カ月ぶりに60件台にのぼり、過去10年間の単月としては2番目に多かった。県総合防災課が5日公表した5月の速報値で示されたもの。このうち建物の出火件数も同2番目に多いなど、先月は顕著な悪化ぶりだった。

 同課が作成した今年1〜5月(速報値)と前年(確定値)の月別発生状況は下表のとおりだが、うち今年5月の出火件数は前年同月比43件、172%増の68件。60件台にのぼったのは平成28年4月の60件以来3年1カ月ぶりで、同22年以降の過去10年間の単月では同26年4月の85件に次いで多い。

 ちなみに、県が公開している平成19年以降の消防防災年報によると、最も出火件数が多かったのは唯一100件を超えた平成20年4月の105件。以下、26年4月と21年同月の各85件、19年同月の79件が続き、今年5月は20年同月と並んで5番目に多い。

 先月の総出火件数のうち建物火災は26件で、前年同月に比べて15件、136%増加した。過去10年間の建物火災で最も多かったのは平成23年4月の30件で、先月はこれに次ぐ水準。建物を中心とする火災が記録的に増加したのを受け、死者は過去1年間で最も多い4人を数えた。 (午前零時)

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