2019年1月10日付
今季初の注意報基準値超え

県内のインフルエンザ

患者数、秋田北地方が最少地帯

 県内のインフルエンザは、1医療機関あたり患者数が県平均で今季初めて注意報の基準値(10人)を超えた。県保健・疾病対策課が10日公表した今年第1週(12月31日〜今月6日)の発生状況で示されたもの。9保健所管内中、大館、北秋田の両管内からなる秋田北地方が県内最少地帯となっている。

 30年第52週(12月24日〜30日)との対比による今年第1週の保健所管内別1医療機関あたり患者数は下表のとおりだが、県平均は第52週に比べて10.06人、130.8%増の17.75人にのぼった。

 第52週の2.3倍という急増ぶりからすれば、昨シーズンよりも早いペースで警報の開始基準値(定点あたり患者数30人)に達する可能性も。ちなみに、昨シーズンも第1週でシーズン初の注意報基準値超えとなったが、今年は前年同週に比べて2.33人、15.1%多い。

 第1週に最も多い管内は大仙の25.71人で、秋田市の24.70人、横手の24.40人、の3管内でそれぞれ20人を超えた。一方、最も少ないのは北秋田の5.00人で、大館がほぼ同水準の5.14人で続いており、両管内からなる秋田北地方が最少という状況は前年同週と変わらない。

 同課は前年第52週で秋田市、秋田中央、横手、湯沢の4管内に出していた「注意報」を北秋田、大館の両管内を除く7管内に拡大し、マスクの着用や外出後のうがい、手洗いの励行など予防策を県民に促している。

 県内8カ所の基幹医療機関から第1週に寄せられたインフルエンザによる入院患者報告数は、前年第52週より9人多い15人。これにより、第1週までの今季の累計は30人となり、31人だった前年同期とほぼ同水準。県内では新たに7施設からインフルエンザの集団発生が報告されたが、この中に秋田北地方関係は含まれていない。 (午後4時)

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