2018年12月3日付
「一体的に進める」
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一般質問で国道103号十和田湖畔の道路改良などを質す川口議員(左)と、答弁する佐竹知事(右)
道路改良と十和田湖道の駅計画

知事が考え示す

川口議員の一般質問で

 12月定例県議会は3日、4日間の日程で一般質問が始まった。初日は、秋田北地方の川口一氏(鹿角・自民)を含む3議員が登壇。この中で川口議員は、小坂町が十和田湖ヒメマスのテーマパークを核とした観光拠点としての道の駅を計画しているのに関連し、安全性向上などの観点から 国道103号同湖畔和井内地区の道路改良の必要性を説き、佐竹敬久知事に県としての対応を促した。これに対して知事は、道の駅計画との調整を図りながら道路改良を一体的に進めていくとの考えを示した。 関係部分の質問要旨と答弁内容は次のとおり。

<川口議員の関係質問要旨>

 環境省は、国立公園のナショナルパークとしてブランド化を図るため、平成28年に十和田八幡平をはじめ阿寒、摩周、日光など8つの国立公園を国立公園満喫プロジェクトのモデル地域に指定し、2020年の外国人公園利用者数を1,000万人に増やす目標を掲げている。これを受け、国、県、地元自治体による地域協議会は「十和田八幡平国立公園ステップアッププログラム2020」を策定し、アクセスルートの景観向上や案内誘導の強化、情報発信などを集中的に行うこととしている。

 こうした中、小坂町は十和田湖の秋田県側玄関口である湖畔近くの和井内地区で、地域ブランドである十和田湖ヒメマスのテーマパークを核とした観光拠点としての道の駅を計画している。この計画は旧和井内ホテル跡地を有効活用するもので、ロータリー部分と旧ホテルの敷地を一方的に整備する計画となっているが、地形条件から隣接する国道103号の現在の形況では施設が分断されることとなり、観光客の安全性、利便性の確保が問題となる。

 また、長い山道を抜け、いよいよ眼下に十和田湖畔が広がるビューポイントでもある。現在の道路状況は急カーブ、急こう配が続き、特に冬期間はスリップ事故の発生が懸念されるなど、危険な箇所となっている。こうしたことから、十和田湖畔唯一の道の駅の整備にあたっては湖畔に接続する交差点部分の線形の改良などが必要と考えるが、本計画への県の対応について所見を聴かせてほしい。

<佐竹知事の関係部分の答弁>

 十和田湖畔に隣接する和井内地区のT字路交差点付近には急カーブや急こう配となっている区間があり、ドライバーをはじめとする利用者の安全性向上の観点から、道路改良の必要性を十分感じている。

 また、旧和井内ホテルの跡地を利活用した十和田湖畔において初となる道の駅の整備構想についても小坂町長をはじめ地元の方々から直接話を聞いており、十和田八幡平国立公園の観光振興や地域活性化を図る上で非常に有効な取り組みであると考えている。

 県としても道路利用者の安全確保や観光振興を支援する観点から小坂町が計画する道の駅との調整を図りながら、当該地区での道路改良について今後一体的に進めていく。 (午後4時)

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小坂町が道の駅計画を進めている国道103号十和田湖畔和井内地区(Google Earthより)