2018年11月20日付
旧大館工業高の解体も
 
県の12月補正予算案
 
議会各会派に内示

 県は20日、30年度12月補正予算案を議会各会派に内示した。秋田北地方関係は旧大館工業高の教室棟、体育館の解体費などを盛り込んだ。12月定例県議会に提案する一般会計補正予算案の規模は約44億6880万円。

 今補正予算案について県は「昨年7月及び今年5月の大雨による災害復旧対策事業、『第3期ふるさと秋田元気創造プラン』に基づく事業のほか、公共事業の発注を前倒しするための債務負担行為等について計上した」と説明。 

 一般会計補正予算案は44億6874万6000円を追加し、補正後の総額を6028億7615万9000円とする。前年度12月補正後予算との比較では123億4964万9000円、2%の減少。

 同予算案の財源は、特定財源が国庫支出金16億8450万2000円、繰入金21億6362万2000円、県債6億8090万円、その他59万9000円の計45億2962万3000円。一般財源は、繰入金を6087万7000円減額する。

 災害復旧対策事業は被害を受けた土木施設の復旧とあわせ、今後の災害防止のための改良復旧を行うこととし、6億5,000万円を計上した。内訳は、県単災害復旧事業として昨年7月に大雨被害を受けた大仙市南外の楢岡川築堤工などに4億5,000万円、災害関連事業として今年5月に同被害を受けた男鹿市脇本の国道101号ボックスカルバート工などに2億円。

 秋田北地方関係のうち旧大館工業高の教室棟、体育館(第1体育館)の解体については「ふるさとの未来を拓く人づくり戦略」の中の教育施設除却事業に位置づけ、1億4956万5000円を計上した。

 同校は大館、大館桂との3校統合による大館桂桜開校に伴い、28年3月に閉校。県は昨年3月、旧校舎の土地、建物を大館市に無償譲渡した。解体後は、花岡地区を中心とする同市北部の活性化に向けた整備が待たれる。12月定例県議会は27日開会。  (午後4時半)