2018年9月28日付
作況指数98で「やや不良」
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北秋田市内の水稲(今月23日に三ノ渡地内で撮影)
30年産水稲作況

作付面積、増加率全国最高

 農林水産省東北農政局は28日、今月15日現在の30年産水稲作柄概況を公表した。秋田北地方を含む県北、中央、県南の各地区とも作柄は「やや不良」となる見込みだ。主食米の作付面積は前年を7.9%上回り、全国最高の伸び率となった。

 同局が作成した15日現在の県内水稲の10アールあたり予想収量と作柄概況のうち県内分は下表のとおりだが、県平均の同予想収量は560キロで、前年産に比べて14キロの減少が見込まれる。

 これは登熟(開花、受精から成熟期までのもみの肥大、充実)が出穂期以降おおむね平年並みの気温で推移したことにより「やや良」と見込まれるものの、6月の低温や日照不足で穂数が少なかったことから、全もみ数(穂数×1穂当たりもみ数)が平年に比べて「やや少ない」となったことによる。

 平年作を100とする作況指数は、県平均と県北で前年同期の99から98に、中央が同100から98にそれぞれ落ち込み、県南が前年同期と同じ98にとどまり、作柄は3地区、県平均とも「やや不良」に。

 主食米の作付面積は前年比5,500ヘクタール、7.9%増の7万5,000ヘクタールで、全国平均を6.8ポイント上回って全国最高の増加率にのぼった。コメの取引価格が高水準で推移していることや、JAなどが卸会社との間で事前契約を進めていることを背景に、稲作農家の生産意欲が高まったのが主因とみられる。  (午後6時半)

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