2018年9月20日付
半年ぶり低迷

建設業の受注額

県の経済動向調査結果

 県産業政策課は20日までに、7月の県内経済動向調査結果をまとめた。建設業の受注額は前年同月比38.5%の大幅減となり、半年ぶりに落ち込んだ。小売業、サービス業の各売上高はともに、1%台の微増にとどまった。

 製造業は生産額が前年同月比6.2%、受注額が同3.3%の各増加。うち電気機械は車載向けの電子部品・デバイス製品や生産用機械製品などが好調なのを受け、生産額が同5.1%、受注額が同6.3%それぞれ増加した。ただ、前年6月以来2ケタを維持してきた生産額の増加率は2カ月連続で10%を割り込んだ。製造業の3カ月先の業況見通しDIは、前月の6.1から11.0にプラス幅が拡大。

 建設業は、受注額が前年同月に比べて38.5%の大幅減となったほか、完工高も同9.2%落ち込んだ。受注額が減少したのは1月の28.4%減以来半年ぶりで、前年12月の38.2%減とほぼ同水準ながら過去1年間では最大の落ち込みに。ただ、公共投資は4カ月連続でプラス実績を確保。建設業の3カ月先の業況見通しDIは、前月のマイナス6.3から18.8のプラスに転じた。

 小売業の売上高は、前年同月比1.9%の増加。これは飲食料品が同3%の増加にこぎつけたのが主因で、衣料品が同6.9%、家電品が同5.5%それぞれ落ち込んだほか、身回品も同0.9%の微減。小売業の3カ月先業況見通しDIは、前月に続いてマイナス25.9と厳しい状況が続いている。

 サービス業の売上高は、前年同月比1.8%の増加。情報関連サービスの好調などから「その他サービス」が同11.2%増と3カ月ぶりにプラスに転じたほか、運輸も同0.2%の微増だった一方、旅館・ホテルは同0.5%の微減となった。サービス業の3カ月先業況見通しDIは、前月の6.5から18.8にプラス幅が拡大。