あきた北新聞社/2018年9月14日付
2018年9月14日付
過去最多の642人
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県内最高齢者の畠山ミヨさん
県内の100歳以上高齢者数
 
全国、48年連続最多更新

 全国の100歳以上高齢者数は毎年増加の一途をたどり、今月1日現在で過去最多の約6万9,800人にのぼった。厚生労働省が15日の「老人の日」を前に14日公表した統計結果で示されたもの。うち本県は3年連続で600人を超えて過去最多の640人余となり、4年ぶりに減少した前年から増加に転じた。

 老人福祉法が制定された昭和38年に全国でわずか153人だった100歳以上高齢者数は昭和56年に1,000人、平成10年に1万人、24年に5万人、27年に6万人をそれぞれ超え、今年は前年比2,014人増の6万9,785人と48年連続で過去最多を更新。

 うち女性は全体の88.1%を占める6万1,454人で、同1,827人増加して初めて6万人を突破した。これに対して男性は同134人増の8,197人で、総数、増加数とも男女差が著しい。

 一方、県内の100歳以上高齢者は642人で、前年に比べて29人増加。3年連続で600人を超え、全国傾向に逆行して25年以来4年ぶりに減少した前年から増加に転じた。男女別では、女性が同24人増の562人、男性が同5人増の80人。女性は過去最多で、男性は28年の84人に次いで多い。

 国は昭和38年度以来、「老人の日」の記念行事として各年度内に100歳を迎える高齢者に総理大臣からの祝い状と記念品を贈呈してきた。全国で本年度中に100歳に到達するのは今月1日現在で3万2,241人で、前年度に比べて144人増加。

 うち本県は男性45人(前年度51人)、女性285人(同251人)の計330人(同302人)で、4年連続で300人を超えた。また、総数は28年に23人減、29年に10人減と頭打ち傾向にあったが、本年度は一転増加。

 このほか、人口10万人あたりの100歳以上高齢者数は、全国平均で前年比1.65人増の55.08人。本県は同3.37人増の64.46人で、全国順位は前年から1つ上げて25位だった。

 県内の最高齢者は、北秋田市の畠山ミヨさんで110歳(明治41年3月4日生まれ)。同市の特別養護老人ホーム「森泉荘」で暮らす畠山さんは、県内歴代長寿記録保持者5位。111歳に到達した県民は皆無で、県史上初の達成に期待がかかる。

 全国の最高齢者は、福岡県福岡市の田中カ子さんで115歳(同36年1月2日生まれ)。男性は北海道足寄町の野中正造さんで113歳(同38年7月25日生まれ)。   (午後3時半)  前の高齢者関係記事