2018年9月12日付
今年もし烈な"争奪戦"
 
来春高卒予定者、16日に就職試験解禁
 
県内求人倍率2年連続2倍超

 来春高卒予定者を対象とする企業の選考と採用内定は、16日に解禁される。県内8職安管内中、大館管内だけが県内求人事業所数、求人数とも前年を下回ったものの、県平均の県内求人倍率が2年連続で2倍を超えているだけに、今年も地元企業にとってし烈な"争奪戦"が予想される。

 来春高卒予定者を対象とする今月の動きは、5日に学校から企業に対する生徒の応募書類提出を開始したのを経て、16日に企業による選考と採用内定がそれぞれ始まる。ただ、16日は日曜日、翌17日は祝日(敬老の日)なのに伴って就職試験が本格化するのは18日以降とみられる。

 秋田労働局がこのほど公表した最新(7月末現在)の来春高卒予定者に対する職安別県内求人受理状況は下表のとおりだが、8管内中、秋田北地方の大館管内だけが事業所数、求人数とも伸び悩んだ。一方、鹿角は事業所数が横ばいに近い水準ながら、求人数は県内最高の湯沢(前年同期比26%増)に次いで高い25.7%増に。

 県全体の県内求人数は4,245人で、前年同期に比べて637人、17.7%増加した。対する県内就職希望者数は1,554人にとどまり、同160人、6.7%減少。この結果、1人あたり何件の求人があるかを示す県内求人倍率は前年同期を0.5ポイント上回る2.73倍となり、2年連続で2倍を超えた。

 9月定例市議会の行政報告で大館市の福原淳嗣市長は「市内企業の求人数が就職希望者数を大きく上回っている」としながら、市内企業のPR映像をYouTube等で配信する「大館・北秋企業紹介ムービー」の追加作成や、人材確保・定住促進を目的とした「奨学金返還助成制度」、「地域産業担い手確保支援事業」などで大館の将来を担う優秀な人材の確保を支援していきたいとする考えを示した。

180912AP.JPG - 141,624BYTES