2018年8月3日付
咽頭結膜熱で警報

県内唯一、大館管内に

2こども園で集団アデノウイルス感染症

 県疾病対策課が2日公表した今年第30週(7月23-29日)の感染症発生情報によると、秋田北地方のうち大館管内(大館市、鹿角市、小坂町)は咽頭結膜熱の定点医療機関あたり患者数が警報の開始基準値を超えた。また、同管内ではアデノウイルス感染症による集団発生報告が2件寄せられた。

 咽頭結膜熱は発熱や咽頭炎、眼症状を主な症状とする子どもの急性ウイルス性感染症で、アデノウイルスが原因となって夏場を中心に流行することもある。定点医療機関あたり患者数3人以上を警報の開始基準値とする中、大館管内は第29週に2人だった同患者数が第30週には3.5人に増加し、9管内中唯一、同基準値を超えた。

 大館市の大館八幡こども園と大館ホテヤ第二こども園からはそれぞれ、アデノウイルス感染症による集団発生報告があった。大館八幡こども園は、7月19日から25日にかけて園児168人中12人に同感染症とみられる症状が現れ、うち6人から同ウイルスを検出。

 また、大館ホテヤ第二こども園は7月2日から27日にかけて園児45人中18人に同感染症とみられる症状が現れ、うち17人から同ウイルスを検出した50種類前後からなるアデノウイルスに感染すると、咽頭結膜熱の症状や扁桃炎、下痢を中心とする胃腸炎といった症状が現れる。 (午前零時)