2018年7月4日付
今月から試験的に入館無料
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開館30周年を迎えた浜辺の歌音楽館(先月30日の式典での記念合唱)
北秋田市の2施設

浜辺の歌音楽館と縄文館

 北秋田市は、開館30周年を迎えた浜辺の歌音楽館と28年にオープンした伊勢堂岱遺跡資料館「縄文館」の両施設の入館料を試験的に今月から無料とし、より多くの来館を望んでいる。

 北秋田市米内沢地内に昭和63年にオープンした浜辺の歌音楽館は、名曲「浜辺の歌」や「かなりや」などで知られる同市出身の作曲家、成田為三の功績を紹介する施設。1階は「作品と生涯」「代表曲アルバム」「音楽ライブラリ」の計3室で構成するリスニングルーム、2階は為三そっくりのロボットが代表曲をピアノで(自動)演奏し、それに合わせてピエロとかなりやの人形達との会話が始まるという趣向を凝らした部屋。

 先月30日には開館30周年記念式典を行い、記念合唱や浜辺の歌ゆかりの神奈川県藤沢市の辻堂駅開設100周年事業実行委員会による大型置時計のお披露目などをとおし、同館の歴史と為三の功績に思いを馳せた。

 同館はこれまで小・中学生から270円(10人以上の団体は210円)、高校生から320円(同270円)、大学生と一般から540円(同480円)の入館料を徴収してきたが、30周年を機により多くの来館を期待して今月から試験的に無料としたもの。

 また、「縄文館」は平成13年1月に国の史跡に指定された同市脇神地内の伊勢堂岱遺跡の資料館として28年4月にオープン。同遺跡は「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」で世界遺産登録を目指しており、土曜、日曜、祝日にはボランティアグループ「伊勢堂岱遺跡ワーキンググループ」が遺跡のガイドをする。

 「縄文館」の展示室はこれまで観覧料をおとな200円(団体は150円)、高校生以下無料としてきたが、浜辺の歌音楽館と同様、今月から試験的に全無料とした。無料期間は、両施設とも来年3月末まで。 (午前零時)