2018年6月29日付
秋田北地方は最多地域

県内の感染性胃腸炎

鹿角市は集団発生も

 秋田北地方は、感染性胃腸炎の定点医療機関あたり患者数(定点とする医療機関を1週間に受診した平均患者数)が県内最多地域となっている。県保健・疾病対策課が28日公表した今年第25週(今月18-24日)の発生動向で示されたもの。同週は大館管内(大館市、鹿角市、小坂町)で県内唯一、同胃腸炎の集団発生報告があった。

 第24週(今月11-17日)と第25週の感染性胃腸炎の定点医療機関あたり患者数推移は下表のとおりだが、秋田北地方のうち大館管内は10.50人から7.50人に減少したものの、第18週以降8週連続で9保健所中最多の状態が続いている。

 また、北秋田管内は2.50人から6.50人へと2.6倍に急増。第19週以降6週連続で県平均を下回っていたが、第25週は県平均(3.43人)の2倍近くにのぼり、大館管内に次いで多い。

 一方、第25週に県内で唯一感染性胃腸炎の集団発生報告があったのは、鹿角市の花輪さくら保育園。17日から26日にかけて園児176人中10人に嘔吐や下痢といった同感染症特有の症状が現れたため、同園は26日に届け出た。

 これにより、県内の本年度集団発生数(原則、10人以上または利用者の半数以上の発生報告)は22施設、337人を数え、前年度の42施設、637人の各半数を超えている。 (午前零時)

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