2018年6月16日付
4年ぶり200人割る

秋田北地方の29年労災死傷者数

死者は過去5年間で初の皆無

 秋田労働局が16日までにまとめた29年労働災害の発生状況によると、秋田北地方を管轄する大館労基署管内の労災に伴う死傷者数は2年連続で減少し、4年ぶりに200人を下回った。うち死者数は、同局が県内各労基署別の状況を明らかにしている過去5年間の中で初めて皆無に抑えた。

 同局が作成した29年労災発生状況のうち大館管内の内訳は下表のとおりだが、労災死傷者数(負傷者は休業4日以上)は前年比19人、9.3%減の186人。2年連続で減少し、25年と同数で4年ぶりに200人を下回る改善ぶり。

 大館管内の各業種の中で死傷者数が最も多いのは製造業の56人で、同20人、55.6%増と著しく悪化した。また、保健衛生業は同6人、24%増の31人で、製造業に次いで多かった。

 これに対し、前年に最悪だった建設業は同12人、28.6%減の30人に抑えたほか、前年に2人を数えた死者数も皆無。さらに、運輸交通業は同13人、72.2%減の5人、商業は同15人、40.5%減の22人、接客娯楽業は同4人、44.4%減の5人に。

 同管内の過去5年間の労災死者数推移は、25年が1人、26年が5人、27年が7人、28年が3人だったのに対し、29年は皆無に抑えた。県内6労基署のうち皆無だったのは大館、大曲の両管内のみ。

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