2018年6月15日付
ほぼ倍増の飛躍的伸び

県内建設業の受注額

衣料品売上高、過去1年間で初増加

 県産業政策課は15日、4月の県内経済動向調査結果を公表した。建設業の受注額はほぼ倍増し、6カ月ぶりに飛躍的な伸びを確保。小売業のうち衣料品は、売上が過去1年間で初めて増加した。

 製造業は生産額が前年同月比9%、受注額が同6.4%の各増加。うち電気機械は車載や産業機械向けの電子部品・デバイス製品などが好調なのを受け、生産額が同18.5%、受注額が同20%それぞれ増加した。生産額は、前年6月以来11カ月連続の2ケタ増。製造業の3カ月先の業況見通しDIは、前月の1.3から9.6にプラス幅が拡大した。

 建設業は受注額が前年同月比104.5%増とほぼ倍増し、前年10月の267.7%増以来6カ月ぶりに飛躍的な伸びを示した。反面、完工高は前月の同54.6%増から48.3%減に暗転。公共投資は、5カ月ぶりに前年を上回った。建設業の3カ月先の業況見通しDIは、前月の12.5から25.0にプラス幅が拡大。

 小売業の売上高は、前年同月に比べて1.8%増加した。内訳は、衣料品が同10.6%、飲食料品が同2.4%それぞれ増加した一方、身回品が同3.5%、家電品が同1.9%の各減少。うち衣料品は、一部で好調だったのを受け、過去1年間で初めて増加した。反面、家電品は白物家電などの売り上げが低調だったのを主因に、6カ月ぶりの減少。小売業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス25.9から同33.3へと厳しさを増した。

 サービス業の売上高は、前年同月に比べて2%増加した。内訳は、宿泊などが好調だった旅館・ホテルが同5.8%、「その他サービス」は同4.1%、運輸業は同0.7%の各増加。うち運輸は横ばいに近い水準ながら、前年8月以来8カ月ぶりに持ち直した。サービス業の3カ月先業況見通しDIは、前月の30.0から16.1にプラス幅が縮小。