2018年6月8日付
件数は東北最少タイ

5月の県内倒産

負債総額、東北3番目に多く

 東京商工リサーチは8日、5月の全国企業倒産状況を公表した。本県は件数でこそ東北最少タイながら、負債総額は前年同月の3倍以上に拡大し、東北で3番目に多かった。

 5月の全国倒産規模(負債額1,000万円以上)は件数が767件、負債総額が1,043億9,900万円。うち件数は前年同月に比べて4.3%、35件減少した。2カ月連続で前年を下回り、5月としては過去20年間で3番目に少ない。ただ、全国9地区中4地区(東北・中部・北陸・中国)で増加、4地区(北海道・関東・近畿・四国)で減少、1地区(九州)で横ばいと、"まだら模様"に。

 負債総額は同2.3%、25億1,800万円減少し、5カ月連続で前年を下回った。負債10億円以上の大型倒産が11件(同31.2%、5件減)なのに対し、同5,000万円未満が全体の約6割(構成比57.8%)を占めるなど、引き続き小規模倒産が中心。

 また、従業員数別では5人未満の構成比が76.9%(590件)を占め、前年6月(75.7%)以来、11カ月ぶりに75%を超えた。形態別では法的倒産が703件(前年同月比4.6%、34件減)で、2カ月連続の前年比減。

 本県の倒産件数は、同2件減の3件。東北最多は宮城の15件で、以下、山形の8件、福島の7件と続き、本県は青森、岩手の両県と並んで最少。

 一方、本県の負債総額は前年同月の1億9,500万円から6億4,900万円へと3倍以上に拡大した。東北の中では宮城の27億2,700万円、岩手の21億5,700万円に続いて3番目に多く、さらに山形の6億3,400万円、福島の3億4,300万円、青森の1億4,800万円の順。 (午後2時半)