2018年6月7日付
10年間で最低5.4倍

県公立学校教員採用志願倍率

総志願者数、3年ぶり増加

 県教育庁は7日、31年度県公立学校教諭等採用候補者選考試験志願状況(6日現在)を公表した。総志願者数は3年ぶりに増加に転じたものの、この10年間で3番目に少なく、採用予定者数に対する志願倍率は同10年間で最低の5.4倍にとどまった。

 選考試験に伴う受け付けは、5月10日から25日まで行った。同庁が作成した22年度以降の10年間の志願者数推移(実習助手、寄宿舎指導員、栄養教諭特別選考を除く)は下表のとおりだが、うち31年度の志願者数は1,123人。前年度に比べて26人増加し、3年ぶりに減少に歯止めをかけたものの、24年度の1,096人、30年度の1,097人に続き、同10年間で3番目に少ない。

 また、志願倍率は同10年間で最低の5.4倍。受験できる年齢の上限を27年度以来4年ぶりに引き上げ、30年度までの45歳を49歳に改めたが、同倍率は28年度以降4年連続で低下した。

 主な志願状況のうち小学校は、採用予定者数を前年度の「75人程度」から「110人程度」へと大幅に増やした。これに伴い、志願者数は前年度比57人、22.7%増の308人に膨らんだものの、同予定者数の拡大などを背景に志願倍率は前年度の3.3倍から2.8倍に低下した。

 高校は、同予定者数が「17人程度」とした前年度とほぼ同水準の「16人程度」。これに対し、志願者数は前年度比16人、5.9%減の257人ながら志願倍率は前年度と変わらず16.1倍と、引き続き最も狭き門となった。

 さらに、中学校は同予定者数が「45人程度」とした前年度から「50人程度」へとわずかに増加。対する志願者数は前年度に続いて小・中・高校で最も多い375人を数えるものの、前年度比では10人減少し、志願倍率も前年度の8.6倍から7.5倍に低下した。第1次選考試験は7月21〜23日の期間、実施する。 (正午)  前の関係記事

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