2018年5月30日付
運転者原因は減少

県内の29年事業用自動車重大事故

東北計は4年ぶり増

 県内では事業用自動車による重大事故が増加した一方、同自動車の運転者が引き起こした重大事故は減少した。国土交通省東北運輸局が29日公表した同自動車の29年事故発生状況速報で示されたもの。東北全体では、同自動車の運転者が引き起こした重大事故が4年ぶりに増加に転じた。

 東北(6県)全体の事業用自動車による重大事故発生件数は437件にのぼり、前年に比べて46件、11.8%増加した。これに伴う死者数は同6人、10.2%減の53人で改善傾向がみられたものの、負傷者数は同24人、11.4%増の235人と、発生件数と同様、増加率が2ケタに達した。

 うち県内は発生件数が同10件増の42件、死者数が同1人減の6人、負傷者数が同3人増の26人で、件数、負傷者数が各増加、死者数が減少の東北平均と同様の傾向に。

 一方、事業用自動車の運転者が引き起こした重大事故の東北各県別と東北全体の状況は下表のとおりだが、全体では発生件数が前年比17.6%増の160件、死者数が同10人、45.5%増の32人、負傷者数が同46人、46.5%増の145人にのぼり、死者数と負傷者数が1.5倍近くに達するなど著しく悪化。発生件数が増加に転じたのは、4年ぶりとなる。

 うち県内は発生件数が同3件減の17件、死者数が同1人増の3人、負傷死者数が同4人減の14人で、死者数を除いて改善傾向がみられた。発生件数と負傷者数が減少したのは秋田、山形の2県にとどまった。 (午前零時) 

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