2018年5月23日付
過去1年間で最少

今月1日現在の県人口減少数

秋田北地方は大館市で増加

 4月は県出身の大卒者の県内就職、転勤に伴う転入などを主因に社会増が見込める月なのを背景に、今月1日現在の県人口の前月比減少数は過去1年間で最少の179人にとどまった。県調査統計課が23日公表した4月中の動きを示す同現在の「人口と世帯」で明らかにされたもの。秋田北地方の人口は、前月に比べて40人余減少した。

 県の人口と世帯数は27年国勢調査の確定値を基礎に、毎月の住民基本台帳などの登録増減数を加減して算出。ただし、県内市町村間の移動者数を含んでいないため、各市町村が広報などに掲載している人口の総計(市郡計)と一致しないほか、届け出に時間的なずれなどがあるため、各市町村が把握している転入者数、転出者数とも開きがある。

 今月1日現在の県人口は98万4,842人(男46万2,867人、女52万1,975人)で、前月に比べて179人、0.02%減少した。異動や進学に伴う転出などを背景に1年で最も人口減少が著しい月だった前月は4,831人減少したのに対し、県外からの転入者増に支えられて過去1年間で最少の減少幅にとどまった。192人減少した前年同月との比較でも、減少程度はわずかながら緩和。とはいえ、25市町村中人口増となったのは秋田市(前月比930人増)、大潟村(同65人増)、大館市(同56人増)、潟上市(同18人増)の4市村だけで、残る21市町村は減少。

 今月1日現在の動態別内訳は、4月中に380人生まれたのに対して1,229人亡くなったため、849人の自然減。また、1,758人が県外に転出したのに対して2,428人が県内に転入したため、670人の社会増となった。社会増は前年11月1日現在の31人以来6カ月ぶりで、669人増だった前年同月とほぼ同水準。このほか、県全体の世帯数は38万9,257世帯で、前月に比べて1,588世帯増加した。

 秋田北地方の人口と世帯数は下表のとおりだが、5市町村計の人口は前月比43人減の14万526人で、減少数は前月の892人から大幅に縮小。また、同地方全体の世帯数は前月比195世帯増の5万4,634世帯で、前月の141世帯減から増加に転じた。 (午前10時)  

秋田北地方の1日現在の人口と世帯数
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 71,385人 56人増 28,277世帯 143世帯増
鹿角市 30,469人 35人減 11,332世帯 36世帯増
北秋田市 31,476人 50人減 12,093世帯 19世帯増
小坂町 5,010人 5人減 2,058世帯 1世帯減
上小阿仁村 2,186人 9人減 874世帯 2世帯減
合計 140,526人 43人減 54,634世帯 195世帯増