2018年5月16日付
10カ月連続2ケタ増

県内電気機械の生産額

建設業の受注額も2ケタ増維持

 県産業政策課は16日、3月の県内経済動向調査結果を公表した。製造業の電気機械は生産額が10カ月連続で、建設業は受注額が2カ月連続で、それぞれ前年比2ケタ増加率を確保した。

 製造業は生産額が前年同月比0.7%、受注額が同1.6%の各微増。生産額は輸送機械が前年を下回ったものの、電気機械が好調なほか、木材・木製品が全体としては増加傾向にあった。うち一部で前年好調の反動の影響がみられる輸送機械は、5カ月連続の前年比減。一方、車載や産業機械向けの電子部品・デバイス製品などの好調ぶりを反映し、電気機械は前年6月以来10カ月連続で2ケタ増加率を確保した。製造業の3カ月先の業況見通しDIは、前月の8.6から1.3にプラス幅が縮小。

 建設業は受注額が前年同月比22.1%、完工高が同54.6%の各大幅増となった。うち受注額は、2カ月連続の2ケタ増。ただ、公共投資は4カ月連続で前年を割り込んだ。3カ月先の業況見通しDIは、前月の18.8から12.5にプラス幅が縮小。

 小売業の売上高は、前年同月比2.5%増加した。内訳は、テレビなどの好調ぶりを受けて家電品が同5.5%の増加にこぎつけたほか、堅調に推移している飲食料品も同3.7%の増加。反面、一部で前年好調の反動がみられた身回品は同9.4%、春物商品の動きが鈍かった衣料品は同2%、それぞれ落ち込んだ。小売業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス14.3から同25.9へと厳しさを増した。

 サービス業の売上高は、前年同月に比べて5.4%減少した。内訳は、情報関連サービスの好調などを受けて前月に30.5%の大幅増を確保した「その他サービス」が、過去1年間で最大の30.5%の落ち込みに。また、旅館・ホテルが同3.3%、運輸が同0.9%の各減少。それでも、サービス業の3カ月先業況見通しDIは、前月の25.0から30.0にプラス幅が拡大した。