2018年5月10日付
受験上限年齢49歳へ

31年度県公立学校教員採用

選考試験受付始まる

 県教育庁は10日、31年度県公立学校教諭等採用候補者選考試験に伴う受け付けを開始した。志願者数、受験者数が伸び悩み傾向にあることから、受験できる年齢の上限を49歳に引き上げた。

 30年度の志願者数は前年度比44人減の1,135人、受験者数は同51人減の1,089人。退職者の増加を背景に小中学校の採用枠を拡大したことから、合格者数は同36人増の195人となった。それでも、最終倍率は前年度を1.6ポイント下回る5.6倍にとどまり、4.9倍だった7年度以来の低水準と、志願者数、受験者数の減少歯止め対策が課題に。

 こうしたことから今年は、受験できる年齢の上限を49歳まで引き上げた。6歳引き上げて45歳とした27年度以来4年ぶりの引き上げ。また、他県教諭等優遇の内容を変更し、第1次選考試験は面接のみとした。

 さらに、小学校教諭などについては@第2次選考試験で実施していた理科実技を廃止A他県教諭等優遇対象者に10人程度の採用枠(他県教諭等枠)を開設B中学校英語の免許状を所有する人に5人程度の採用枠(中学校英語の免許状所有者枠)を開設C県教委が指定する大学などの推薦者については大学推薦特別選考として第1次選考試験をすべて免除D第1次選考試験の体育実技と音楽実技の内容を軽減、などの緩和策も。

 このほか、高校教諭などについては、59歳以下を受験年齢に社会人特別選考(工業)を実施し、その際の第1次選考試験は書類審査のみとする。

 選考試験に伴う受け付けは10日から25日までとし、第1次選考試験は7月21〜23日、第2次同は9月14日〜同16日の期間、それぞれ実施する。問い合わせや郵送での書類希望の場合は小中学校志願者などが義務教育課(☎018-860-5145)、高校教諭志願者などが高校教育課(☎018-860-5164)、特別支援学校教諭志願者などが特別支援教育課(☎018-860-5133)へ。