2018年4月23日付
3月に4,800人余減少

県人口98万5,021人

秋田北地方、14万人割れ迫る

 異動や進学に伴う転出などを背景に、3月の県内は1年で最も人口減少が著しい月。県調査統計課が23日公表した3月中の動きを示す今月1日現在の「人口と世帯」によると、2月中(3月1日現在)に88年ぶりの99万人割れとなった県人口は3月中に4,800人余減少し、98万5,000人割れ目前に。うち秋田北地方は同900人近く減少し、5市町村計で14万人割れが迫っている。

 県の人口と世帯数は27年国勢調査の確定値を基礎に、毎月の住民基本台帳などの登録増減数を加減して算出。ただし、県内市町村間の移動者数を含んでいないため、各市町村が広報などに掲載している人口の総計(市郡計)と一致しないほか、届け出に時間的なずれなどがあるため、各市町村が把握している転入者数、転出者数とも開きがある。

 今月1日現在の県全体の人口は98万5,021人(男46万2,778人、女52万2,243人)で、前月に比べて4,831人、0.49%減少した。全25市町村で減少。県人口は前年4月1日現在で87年ぶりに100万人を、今年3月1日現在で88年ぶりに99万人をそれぞれ割り込んだのに続き、最も人口減少が著しい今月1日現在での激減が予想されていた。

 ちなみに、この3年間の3月中(4月1日現在)の前月比減少推移をみると、28年が4,561人(0.45%)、29年が4,674人(0.47%)、そして今年は4,800人台に拡大し、減少率も0.5%目前まで膨らんだ。

 今月1日現在の動態別内訳は、3月中に429人生まれたのに対して1,327人亡くなったため、898人の自然減。また、2,066人が県内に転入してきたのに対し、転入者の3倍近い5,999人が転出したため、3,933人の社会減となった。自然減は前年4月1日現在より減少数がわずか27人ながら縮小したのに対し、社会減は184人拡大。このほか、県全体の世帯数は38万7,669世帯で、前月に比べて703世帯減少した。減少数は、前年4月1日現在より115世帯拡大。

 秋田北地方の人口と世帯数は下表のとおりだが、5市町村計では前月比892人減の14万569人と、13万人台突入が迫っている。3月中の減少数が県内で最も大きいのは秋田市の1,826人と群を抜き、これに大館市が503人で続いた。また、小坂町は5,015人と、4,000人台が目前だ。同地方の世帯数は前月比141世帯減の5万4,439世帯で、上小阿仁村だけがかろうじて減少を免れた。 (正午)  

秋田北地方の1日現在の人口と世帯数
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 71,329人 503人減 28,134世帯 82世帯減
鹿角市 30,504人 184人減 11,296世帯 21世帯減
北秋田市 31,526人 168人減 12,074世帯 30世帯減
小坂町 5,015人 22人減 2,059世帯 9世帯減
上小阿仁村 2,195人 15人減 876世帯 1世帯増
合計 140,569人 892人減 54,439世帯 141世帯減