2018年4月20日付
3月末現在で早くも50件

県内、子どもへの声かけ等不審者

秋田北地方は皆無

 県内では今年、不審者が子どもにつきまとうなどのケースが、年計で200件を超えた昨年以上に多発傾向にある。県警がまとめた今年の子ども対象声かけ事案等の認知件数は、3月末現在で早くも50件に達した。ただ、大館、鹿角、北秋田の3警察署が管轄する秋田北地方は、同現在で皆無となっている。

 子どもが犯罪に巻き込まれるケースは依然として全国で後を絶たず、中には殺人などの凶悪犯罪も。このため、犯罪の未然防止に向けた一般市民などからの情報提供は、一層重要性を増している。

 県警が作成した子どもをターゲットとした不審者の行為別発生状況は下表のとおりだが、3月末現在の30年累計は前年同期比17件、51.5%増の50件と、ほぼ1.5倍に達した。ちなみに、29年計は前年比61件、34.3%増の239件にのぼっており、今年は前年を大きく上回るペース。

 同50件のうち最も多いのは声かけで、全体の48%とほぼ半数を占める24件。「その他」を除けば、つきまといの6件、身体露出の5件、盗撮の3件などが続く。

 地域別で最も多いのは県庁所在地の秋田市で、前年同期比6件増の26件にのぼった。これに横手市・東成瀬村の8件(同5件増)、大仙市・美郷町の5件(同4件増)と由利本荘市の同(同2件増)などが続き、13地域中5地域で増加した。一方、秋田北地方は大館、鹿角、北秋田の3署とも前年同期で各1件だったのに対し、今年はそろって皆無。

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