2018年4月19日付/あきた北新聞
2018年4月19日付
秋田北地方などで一転増加

インフルエンザ患者

集団発生再び続出

 県内9保健所管内中、秋田北地方の2管内を含む5管内で、インフルエンザの定点医療機関あたり患者数が増加に転じた。県保健・疾病対策課が19日公表した第15週(今月9日〜15日)の感染症発生状況で示されたもの。県平均の同患者数は引き続き減少したが、横ばいに近い水準にとどまった。また、第14週(今月2日〜8日)に報告が皆無となった学校などのインフルエンザ様疾患集団発生(集団風邪)は、新たに14件の報告が寄せられた。

 同課が作成した第15週と第14週のインフルエンザ定点医療機関あたり患者数(定点とする医療機関を1週間に受診した平均患者数)は下表のとおりだが、第14週に今年初めて全管内そろって減少した同患者数は秋田市、大館、北秋田、能代、湯沢の5管内で増加に転じた。

 うち秋田北地方は大館が第14週の9.43人から11.00人へと2ケタ台に戻り、北秋田も同5.67人から8.00人に増加。この結果、第14週に今年初めて警報の継続基準値となる10人を下回った県平均の同患者数は、同6.28人から6.09人へと引き続き減少したものの、横ばいに近い減少水準にとどまった。

 一方、前週に今年初の皆無となった集団風邪の発生報告は、14件に膨れ上がった。うち秋田北地方関係は、鹿角市花輪北小で14日から17日まで6年を、同市花輪小で17、18日に4年を、北秋田市綴子小で19日に1年を、比内支援学校かづの校で高等部1、2、3年を12、13日と17、18日の2回にわたり、それぞれ学年閉鎖。

 このほか、社会福祉施設などでのインフルエンザによる集団発生報告は、第14週の2件から7件に拡大した。うち秋田北地方関係は、鹿角市の 福祉型障害児入所施設東山学園(16日に届け出)で利用者21人中10人に、花輪にこにこ保育園(同)で園児125人中11人に、 大館市特別養護老人ホームつくし苑(17日同)で利用者120人中14人に、それぞれインフルエンザの症状が現れた。

 インフルエンザ以外の感染症の集団発生は、鹿角市の八幡平なかよしセンターから11日に感染性胃腸炎の報告があった。5日から11日にかけて園児63人中25人、職員21人中3人の計28人に嘔吐や下痢の症状が現れ、検査の結果、5人からノロウイルスを検出。 (午後5時)  

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