2018年4月19日付
3カ月ぶりに好転

県内建設業の受注額

製造業は輸送機械低迷

 県産業政策課は19日までに、2月の県内経済動向調査結果をまとめた。製造業は輸送機械が低迷から抜け出せずにいるものの、電気機械が好調を維持。建設業の受注額は、3カ月ぶりに好転した。

 製造業は生産額が前年同月比3.4%、受注額が同10.2%の各増加。生産額は輸送機械が前年を下回ったものの、電気機械が好調なほか、木材・木製品が全体としては増加傾向にあった。うち一部で前年好調の反動の影響がみられる輸送機械は、4カ月連続の前年比減。一方、電子部品・デバイス製品や生産用機械製品などの好調ぶりを反映し、電気機械は前年6月以来9カ月連続で2ケタ増を確保した。ただ、製造業の3カ月先の業況見通しDIは、前月の12.3から8.6にプラス幅が縮小。

 建設業は、完工高が前年同月に比べて22.9%減少したものの、受注額が同31.1%増加した。うち受注額は前年12月の同38.2%減、今年1月の同28.4%減から3カ月ぶりに好転したが、公共投資は3カ月連続の前年割れ。3カ月先の業況見通しDIは、前月の12.5から18.8にプラス幅が拡大した。

 小売業の売上高は、前年同月比3.8%の増加。内訳は、衣料品が同11.7%減と前年6月(10.9%減)以来8カ月ぶりに2ケタ減を強いられた一方、身回品が同8.9%、飲食料品が同3.9%の各増加にこぎつけたほか、家電品が前年水準を維持した。小売業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス17.9から同14.3へと厳しさがいくぶん緩和。

 サービス業の売上高は、前年同月に比べてわずか1%ながら増加した。内訳は、情報関連サービスの好調などを受けて「その他サービス」が同30.5%の大幅な伸びをみせたほか、ビジネスやインバウンドによる宿泊の増加などを背景に旅館・ホテルが同0.7%の微増。反面、一部で取扱量が減少したことから、運輸が同1.9%減少した。運輸は6カ月連続のマイナス。サービス業の3カ月先業況見通しDIは、前月の12.5から25.0にプラス幅が拡大。