2018年4月6日付
ツツガムシ病の初発期へ

刺されると恐いツツガムシ
県など関係機関

今から注意喚起

 県内は、ツツガムシ病の初発期を迎えようとしている。例年4月の発生は少ないものの皆無ではないため、県など関係機関は田畑や山林などに入る際は予防策を取るよう呼びかけている。

 ツツガムシ病は、ツツガムシ病リケッチアという病原体を持つ特別なツツガムシの幼虫に取りつかれ、体内に病原体が入ることで発病する感染症の一つ。ツツガムシはダニの一種で、大きさは0.2ミリ程度。刺されるとひどい頭痛とともにどことなく重症感があり、高熱やいろいろな形の発疹もあるが、刺し口の黒いカサブタが発見の決め手となる。日本では、春と秋にツツガムシ病患者の発生がほぼ全国的にみられ、中でも本県は有数の多発地帯。

 県が作成した昭和55年から最後の患者が出た昨年12月4日までの県内の月別届け出患者数は下表のとおりだが、このうち4月は約38年間で34人と少なく、最近では平成25年に1人出た程度。5月に一気にピークを迎え、6月は5月に次いで多い。

 ちなみに、昨年は由利本荘保健所管内で5月8日に届け出があったのを皮切りに、秋田北地方の3人(いずれも北秋田管内)を含む8人の患者が出た。前年比で5人増。ちなみに、28年は3人と著しく少なく、2年連続で1ケタにとどまったのは異例。

 ツツガムシに吸着されてから症状が現れるまでの期間は、1週間から10日ほど。ツツガムシは人に付着してもすぐに吸着せず、しばらくは体表を這い回っているため、体内に病原体が入り込むまで10時間近くかかるといわれる。

 予防策として県は〇野山に出かける際は素肌を出さない〇野山から帰宅した際は早めに着替えを〇着替えた衣服は室内に持ち込まず、すぐに洗濯を〇野山から帰宅した際は早めに入浴して入念に体を洗う、などを呼びかけている。

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