2018年4月6日付
春の交通安全運動始まる
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北秋田市では死亡事故ゼロ365日達成を受けて県警本部長顕彰の授与も
県内、状況悪化でのスタート

北秋田市、県警本部長顕彰授与も

 10日間にわたる春の全国交通安全運動が6日、始まった。今年は、交通事故死者数を記録的に抑えた前年から一転悪化し、県が交通死亡事故多発注意報を発令している中でのスタート。期間中の死者ゼロを祈って初日は、秋田市で県中央集会を開いたのをはじめ、県内各地でさまざまな取り組みを展開。秋田北地方のうち北秋田市には、県警本部長顕彰が授与された。

 警察庁がまとめた5日現在の交通事故死者数は前年同日比24人、2.6%減の889人で、900人を下回ったものの前年との差はわずか。東北(6県)の合計は同26人、41.9%増の88人と著しく悪化している。

 うち本県は死者数でこそ山形県(4人)に次いで少ない11人ながら、年計で記録的に少なかった前年(30人)の同日現在(3人)の4倍近くに膨らみ、前年同日比増加率は266.7%で全国ワースト。また、同増加数は8人は全国7番目に多い。

 4日には、由利本荘市芦川の日本海東北自動車道から乗用車が転落して17歳から20歳までの男女3人が死亡した事故が発生し、今年の累計死者数を10人超に押し上げた。3日に1人死亡した事故が続く2日連続の発生を憂慮して県は、4日から交通安全運動3日目の8日まで交通死亡事故多発注意報を発令。

 交通死亡事故が一気に増加した中、県内では運動初日の6日、各地で死亡事故抑止に向けた集会などを開いた。うち県庁県議会棟で開いた県中央集会には、県警や交通安全協会、児童など400人近くが参加。この中で県警の森末治本部長は、新学期を迎えるこの時期に児童らが交通事故に遭わないよう、横断歩道は歩行者優先の意識を浸透させるよう協力を求めた。

 また、秋田北地方のうち北秋田市では県立北欧の杜公園で北秋田地区総決起集会を開き、交通死亡事故ゼロ365日を達成した同市に対し、県警本部長顕彰が授与された。  (午後3時半)