2018年3月28日付
2年連続増加

県内の29年旅券発行件数 

秋田北地方は1,210件

 昨年の県内一般旅券(パスポート)発行件数は2年連続で増加したが、2万件を割り込んだ15年以降の15年間では4番目に少なかった。県の県民生活課が27日公表した29年旅券統計で示されたもの。うち秋田北地方の市町村窓口で交付した件数は、県傾向と同様、2年連続で増加した。

 県全体の29年発行件数は1万1,616件で、4年ぶりに増加に転じた前年を275件、2.4%上回った。これについて同課は「景気回復への期待、雇用や賃金の改善等により、海外渡航への関心の高まりが継続していることなどによるものと考えられる」と分析。とはいえ、初めて2万件を割り込んだ15年以降の15年間の中では27年の9,861件、26年の1万693件、28年の1万1,341件に続いて4番目に少ない。

 全国(47都道府県)で発行件数が最も少なかったのは島根の1万316件(前年9,782件)で、これに鳥取の1万322件(同1万348件)、高知の1万1,137件(同1万686件)が続き、本県は5年連続4番目。また、人口1,000人あたりの本県の発行件数は前年比0.4件増の11.5件で、全体数と同様2年連続で増加したものの、3年連続で全国最少だった。

 うち秋田北地方の市町村窓口で交付したのは、5市町村全体で1,210件。前年を44件、3.8%上回り、県傾向と同様2年連続で増加。同地方の市町村別内訳は〇大館市=692件(前年比71件、11.4%増)〇北秋田市=238件(同5件、2.1%減)〇鹿角市=223件(同20件、8.2%減)〇小坂町=38件(同3件、7.3%減)〇上小阿仁村=19件(同1件、5.6%増)と、大館市の2ケタ増が同地方の全体数を押し上げた。

 このほか、同地方各市町村の人口1,000人あたりの交付件数は、大館市が9.6件(県内25市町村中6位)、北秋田市が7.8件(同16位)、鹿角市が7.3件(同17位)、小坂町が7.1件(同20位)、上小阿仁村が8.7件(同13位)だった。 (午前零時)