2018年3月24日付
88年ぶり99万人割れ

1日現在、県人口98万9,852人

今月は社会減加速で激減へ

 昨年3月中(4月1日現在)に87年ぶりに100万人を割り込んだ県人口は、88年ぶりに99万人を下回った。県調査統計課が23日公表した2月中の動きを示す今月1日現在の「人口と世帯」で示されたもの。例年3月は、高卒者の進学や大卒者の就職を主因に県内の若者が一気に流出し、1年で最も社会減が著しい月。前年同月と同水準で減少すると仮定すれば、4月1日現在の県人口は98万5,000人近くまで激減する。

 県の人口と世帯数は27年国勢調査の確定値を基礎に、毎月の住民基本台帳などの登録増減数を加減して算出。ただし、県内市町村間の移動者数を含んでいないため、各市町村が広報などに掲載している人口の総計(市郡計)と一致しないほか、届け出に時間的なずれなどがあるため、各市町村が把握している転入者数、転出者数とも開きがある。

 今月1日現在の県人口は男46万5,130人、女52万4,722人の計98万9,852人で、前月に比べて1,310人、0.13%減少した。動態別内訳は、2月中に346人生まれたのに対して1,339人亡くなったため、993人の自然減。また、県内に631人転入したのに対して948人が県外に転出したため、317人の社会減となった。

 この1年間(昨年3月1日〜今年2月28日)の同内訳は、5,298人生まれたのに対して1万5,462人亡くなったため1万164人の自然減、県内に1万2,444人転入したのに対して1万6,738人が県外に転出したため4,294人の社会減となり、県人口は1万4,458人の減少に。

 県人口のピークは昭和31年の134万9,936人(男66万584人、女68万9,352人)=10月1日現在=で、その後減少の一途をたどったものの、同49年に緩やかな増加に転じ、同56年までの8年間、増加が続いた。しかし同57年以降は一貫して減少し、平成29年4月1日現在で99万9,636人となり、昭和5年以来87年ぶりに100万人を割り込んだ。さらに、今月1日現在で同以来88年ぶりに99万人を下回り、減少を食い止める方策を見いだせないまま先細りの一途をたどっている。

 3月は、高卒者の進学や大卒者の就職を主因に県内の若者が一気に流出する月。昨年は、3月中に4,674人減少した。今月中に前年同月と同数減少すると仮定すれば、4月1日現在の県人口は98万5,178人まで減少する計算で、社会減をどう食い止めるかが喫緊の課題となっている。 (午前零時)

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