2018年3月22日付
大館市が県内最多10人
 
29年度地域おこし協力隊員数

県全体では59人

 県内の地域おこし協力隊員数は59人で、実数は東北2番目に少なく、前年度比増加数は東北最少にとどまった。総務省が20日公表した同協力隊の29年度活動状況で示されたもの。県内は25市町村中17市町村で同隊員を受け入れ、大館市が県内最多の10人を数える。

 地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域などに一定期間移住し、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PRなどの支援、農林水産業への従事、住民の生活支援などの地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組み。

 29年度の同隊員数は全国計で4,830人で、前年度に比べて852人、21.4%増加した。また、受入自治体数は前年度の886自治体(11府県、875市町村)から997自治体(12道府県、985市町村)へと、1,000自治体突破が目前。

 うち東北6県をあわせた同隊員数は同145人、33.8%増の574人で、増加率は全国平均を12.4ポイント上回った。本県は、初めて50人を超えた前年度の53人から59人に増加したものの、青森県の43人に次いで東北2番目に少ないほか、前年度比増加数は東北最少の6人にとどまり、これに青森県の7人が続いている。

 両県以外の東北各県は、岩手県が130人(前年度比50人増)、山形県が124人(同18人増)、福島県が119人(同26人増)、宮城県が99人(同38人増)と、いずれも前向きな増員傾向。

 県内の同隊員数の内訳は下表のとおりだが、わずか1人ながら県も独自に受け入れており、東北での県独自の受け入れは福島(2人)、秋田の両県にとどまっている。

 また、県内の市町村は25市町村中17市町村で、前年度に比べて1村(東成瀬村)減少した。最も多いのは大館市の10人で、前年度から4人増加。同市以外の秋田北地方各市町村は鹿角市が6人(前年度比2人増)、北秋田市と上小阿仁村が各1人(それぞれ前年度と同数)で、小坂町は前年度に続いて皆無。 (午前零時)

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