2018年3月16日付/あきた北新聞
2018年3月16日付
過去5シーズン中最多

県内のインフルエンザ入院患者数

半数近くが9歳以下

 今季これまでのインフルエンザによる入院患者数は県全体で約290人にのぼり、過去5シーズンの中で群を抜いて多くなっている。県健康推進課が15日公表した昨年9月4日から今月11日(今年第10週)の期間に、インフルエンザ入院サーベイランス(県内8医療機関)によって報告された同患者数の集計で示されたもの。昨シーズンに比べて今季は高齢者の割合が低く、乳児〜小児(9歳以下)の割合が高い。

 同サーベイランスによる過去5年間のシーズン開始週〜翌年第10週のインフルエンザ入院患者数推移は、25年〜26年が122人、26年〜27年が233人、27年〜28年が185人、28年〜29年が195人、29年〜今年が291人。今季は昨シーズン同期より100人近く多く、同5年間でも群を抜いている。昨シーズンは9歳以下の割合が34.1%、60歳以上が52.1%だったのに対し、今季はが9歳以下が全体の半数近い47.8%、60歳以上が37.6%に。

 一方、今年第10週の定点医療機関あたり患者数(定点とする医療機関を1週間に受診した平均患者数)は、県平均で前週の25.48人から24.07人へとわずかに減少した。9保健所管内中6管内で減少し、このうち秋田北地方関係は大館管内が同18.14人から20.71人増加したのに対し、北秋田管内は同11.00人から7.67人に減少して県内で唯一10人を下回った。北秋田管内を除く8管内で警報の継続基準値(10人)を超えており、まだ予断を許さない状態だ。

 一方、社会福祉施施設などからのインフルエンザ集団発生報告は、県全体で新たに18件(前週12件)寄せられた。さらに、インフルエンザ様疾患集団発生(集団風邪)は新たに40件(同32件)報告された。   (午前零時)