2018年3月5日付     
北都銀全国2位、秋田銀5位

地公体向け貸出比率

上位を東北で占める

 県内の2銀行は、地方公共団体向けの貸出比率が全国上位の高さとなっている。東京商工リサーチが2日公表した全国112行の29年9月中間期決算による「地方公共団体・中小企業等向け貸出金残高」調査結果で示されたもの。同公共団体向けの貸出比率は北都銀行が全国2位、秋田銀行が同5位の高さだった。

 同112行の29年9月中間期の地方公共団向け貸出金残高は、前年同期比2.1%増の29兆3,699億円。7年連続で増加し、前年同期を上回ったのは62行(構成比55.3%)で、同3行減少した。

 総貸出金残高のうち地方公共団向け貸出比率は、同0.02ポイント増の6.69%。構成比は調査を開始した22年以降7年連続で拡大し、28年の6.67%を上回って過去最高を記録した。ただ、同貸出比率が前年同期を上回ったのは41行(構成比36.6%)で、前年同期より5行減少。

 同貸出比率は、青森銀行(本店:青森市)が34.10%(前年同期33.86%)で2年連続トップ。これに北都銀行(同:秋田市)が32.41%(同32.35%)で続き、以下、北洋銀行(同:北海道札幌市)が30.10%(同28.25%)、福島銀行(同:福島市)が23.54%(同24.13%)、そして秋田銀行(同:秋田市)が23.11%(同24.92%)で5位につけるなど、東北に本店を置く金融機関が上位を占めた。

 うち本県の2銀行は、総貸出残高の約3分の1を地方公共団体向けで占める北都銀行が27年の34%台から28、29年には32%台に下げながらも前年同期に続いて2位。また、27、28年の24%台から23%台に下げた秋田銀行は同4位から1つ下げた。 (午前零時)