2018年3月3日付
ふるさと名物応援宣言
180303AP.JPG - 113,154BYTES
上小阿仁村の食用ほおずき
食用ほおずきで上小阿仁村

県内では3番目

 上小阿仁村は、1日付で「ふるさと名物応援宣言」をした。宣言名は「上小阿仁村産の食用ほおずきを活用した商品群」。同宣言をしたのは秋田北地方で2番目、県内で3番目となり、同村は食用ほおずきの出荷農家への助成、園芸資材購入に対する助成などをとおし、食用ほおずきのさらなる特産化に自治体として本腰を入れる。

 中小企業地域資源活用促進法に基づいて経済産業省は、市町村による「ふるさと名物応援宣言」を推進。市町村が旗振り役となり、地域の多様な関係者と連携した地域ぐるみの取り組みによって「地域ブランド」の育成・強化、地域の売上や雇用の増大など地域経済の好循環につなげようというのが同宣言の狙い。「ふるさと名物」は地域資源を活用した商品だけではなく、サービスも含まれる。

 県内では、27年9月14日付で大館市がきりたんぽをふるさと名物に「『きりたんぽ』〜本場大館・地域に根ざす食文化〜」の名称、続いて湯沢市が28年8月5日付で稲庭うどんを名物に「<稲庭うどん>〜守り継がれる伝統の技と食〜触れて、食する職人技」の名称で、それぞれ宣言。食用ほおずきをふるさと名物に、「上小阿仁村産の食用ほおずきを活用した商品群」の名称で宣言した同村は、秋田北地方では大館市に次いで2番目、県内で3番目、東北(6県)で26番目となる。

 ナス科ホオズキ属の食用ほおずきは、ペルーが原産地。同村では米ナス、ズッキーニに続く米の転作作物として候補に挙がり、村営の野外生産試作センターで試験栽培を行い、珍しさや味の良さに加えて女性や高齢者にも栽培しやすいことから、農協や農家などが村の特産作物として産地化を進めてきた。 食用ほおずきを活用した商品群には生食のほか、菓子、ソフトクリームなどがある。

 産地化の推進と栽培農家の経営安定に向けて上小阿仁村は、村が指定する事業所などに食用ほおずきを出荷した際、事業所を通じて出荷量に応じた助成を行う。また、高品質な園芸作物を安定的かつ効率的に供給できる地域農業の確立を図るため、園芸資材の一部を助成し、担い手の経営発展と作付面積の維持・拡大を図る。さらに、村内の個人事業者で村の特産品開発、販路開拓などの取り組みに必要な経費の一部を補助する。